ハル

百円の恋のハルのレビュー・感想・評価

百円の恋(2014年製作の映画)
4.3
安藤サクラが最高だった 怒りや遣る瀬無さや悲しさや悔しさやそういう負の感情を全部ボクシングにぶつけて突き進んでいる感じが観ていてとても気持ちよかったし、それによって見違えるほどに変わっていく姿に圧倒された アレ演技なんだよな……役者ってすごいなってとても思いました
あと最後のシーン、わたしもつられて泣いてしまった 一回でいいから勝ちたかった その気持ち痛いほどにわかる 思いっきり打ち込んで、だめで、結果にならない、その悔しさ、例えようもない心の底からの悔しさ!それが本当に言葉ではうまく言えないけど、肌で伝わってくるぐらいうまく表現されていた タイミング、台詞などそのシーンの瞬間のすべてによって
全体的に首尾一貫しててまとまってたし、なかなかヘビーな部分もあるけどコミカルな部分も忘れずにあって、とても、よい映画でした 観てよかったおもしろかった、って言えるタイプの映画
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