このレビューはネタバレを含みます
映画の理想の結末をとことん裏切るのが、現実味溢れててよかった。
一子がめっちゃ泣いてるときに、黙ってティッシュ差し出すシーンが大好きなんだけど、大好きな分痛くて痛くて、馴れ馴れしくなるのも分かるし、途端に捨てられるのも分かるから切なかった。
やっぱり安藤サクラはすごいと思った。最初の廃人の動きも、ボクサーになった時の動きも、そのものだった。目つきが変わるからすごい。低予算だから10日で身体を引き締めたらしいし、それもすごいよ。
エンドのクリープも良かった。ピッタリだった。