「死ぬこと以外、かすり傷」
好きじゃない。
好きじゃない、苦手なことば。
そうやって、自分を鼓舞できる人もいるんだろう。
でも、わたしにはちょっと難しい。
この映画の妻役のセリフは語尾に「◯◯だなぁ」とか「◯◯だよ〜」というようなニュアンスが含まれている気がする。
わたしも文字にするときや頭の中で言葉にするときは、そうして「柔らかく」することを心がけているように思う。
けど、実際は多分、というか絶対、人よりイライラすることの方が多い(笑)
自分の発言や行動に対してももちろんだけれど、人の対応を見ていても結構思ってしまう、ダメなヤツです、わたし(笑)
だから、よく「気にしすぎだよー。」と言われる。
いや「細かい」が合ってるかな(笑)
この映画の中ような景色を、車を約2時間強、走らせれば見られるわたしは、幸せなんだろう。
そんな風にしてイライラと自己嫌悪を少し溜めてしまった時は、車を走らせればいいんだろう。
北海道の春は、そんなわたしの鬱屈した気分をぱぁーっと最高に晴らしてくれるし、
夏は、中2とか高2くらいのニュアンスで、結構どうでもよくなったりしますし(先生達がいう中だるみってやつ?(笑)。
秋は、御多分に洩れずセンチメンタルになるけれど、近所の公園の樹々が色づくのは何年経っても写真に納めてしまう。
そうやってそろりそろりと冬が来てたりして。
なんだかんだで、雪の降り始めはやっぱり全てが浄化されるようで、憎めない。
そうやって過ごしてきたわたしはやっぱりココが好きなんだろうな。
ココじゃないときっと次の頁にいけない不器用なタイプなんだな。
こう文章にして改めて自分の移り変わりを読んでみると、二面性どころの話じゃないな(笑)
やっぱりわたしは、「死ぬこと以外は、かすり傷」のタイプではない。
ところで、この映画さ、石積み始めたからさ、五郎さんに憧れてるんだろうなと思ったよ、樋口可南子は(笑)
積むかね、あんなに。
映画って良いね。
なんたって、生まれ育ったところを過大評価してくれるんだから(笑)
有難い話だよ(笑)
ヒオーイオイ。
雪解けはもうすこし。
春はもうすぐそこ。