高橋早苗

ベネディクト・カンバーバッチ ホーキングの高橋早苗のレビュー・感想・評価

3.9
21歳の誕生日を迎えた学生は
突然 起き上がれなくなる

告げられた病名は
ALS(筋萎縮性側索硬化症)

筋肉に命令する
脳の神経回路が絶たれる
脳の命令を受けなくなった筋肉は
ゆっくり萎縮していく


もって2年…
父は 教授に
息子が生きている間にやり遂げられるような課題を与えてくれと
懇願する


『信義には背けない』
そう言って断る教授と同じく
“物理学がすべて”な若者は

バスタブに沈み
息を止めていられる時間を
毎日測りながら

宇宙の始まりを 追いかけてく


☆☆★


一見だけでは
「博士と彼女のセオリー」を観たくなって終わるけどw

…何度か観ていくと!じわじわくる!
(さすがBBC)


ノーベル賞を受賞する
おじさん(あえてこう言うw)二人のインタビューと

15年前に
時間を逆回しに考えるんだ!と閃く若者の姿


インタビュアーの質問(どっちの話?)に
『すべてつながってる』と答える通り
そのつながりを観れる作品。


『人の批判に 自分の才能を使うな』
という教授の言葉が響きます。
高橋早苗

高橋早苗