ジェニファー・ローレンスは不思議な女優だ。
飛び切りの美人というわけでもないのに(失礼!)、一度見たら忘れられない顔をしている。
別にセクシーな服を着ていなくても、身体からフェロモンが溢れ出している(今作では四つん這いが見られる!)。
ブルーの瞳に吸い込まれそうだった。
『レッド・スパロー』の監督フランシス・ローレンスは、雑誌「映画秘宝」のインタビュー記事で、「目がモノを言う役者はたくさんいるが、彼女の場合はその瞳の奥にある感情が伝わってくる」と言っている。
伝記映画であるが、フィクショナルな要素を含み、ジェニファー・ローレンスの存在が際立っていた。
私はどこまでも彼女についていく。