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はじまりのうたのTTのレビュー・感想・評価

はじまりのうた(2013年製作の映画)
5.0
   音楽と家族は最高!!!
この作品、めちゃくちゃ好きです!!!!

まずは簡単なあらすじから。
物語の主人公は二人かな?まずは、マーク・ラファロ演じるダン。
彼は以前までハルクとして地球を守っていたが、、、おっと間違えた笑笑 
それは又、別の世界線の学者の話でした。ダンは平成の音楽シーンを設計した元売れっ子音楽プロデューサー。
しかし、彼の会社は少しして低迷期に突入。彼には家族が居て勿論、そちらも上手くいかず妻と娘とは別居中。
 そんなある日、ダンはいつものように社長と部下達が会議中の会社に遅れて出社。
そこで社長から最悪の言葉がダンに告げられる。ここ数年アーティストを一人も在籍させておらず、このままではやばいと思った社長は長年一緒にやってきたダンを解雇。現実を受け入れられないダンは、酒を浴びる程飲み、当然家を飛び出し、酒に溺れる毎日を送っていた。
 そんな暮らしをして一年が過ぎた頃、いつもの様にフラフラ歩きながらある一つのバーに入る。そこにはもう一人の主人公のキーラ・ナトレイ演じるグレタ。彼女は音楽を作るのが好きで、少し前まで同じ音楽を作り歌うという夢を掲げていた彼氏に裏切られ、そんな彼女を気にかける友達のスティーヴに連れられ、スティーヴがその場のノリでグレタをステージに上げ、一曲歌ってくれと急かす。グレタもその場の空気を壊すべく、渋々承諾。グレタがステージに立ち一曲歌い終わる頃には、客は見向きもせずそれぞれの会話に戻る。しかし、そんな彼女を称賛していた人物が一人いた。
 それはもちろんダン。ダンはグレタをスカウトしようと口説くが、グレタは速攻却下。しかし、中々諦めないダンにグレタは「家に帰って明日また掛ける。」と言い、その場を立ち去る。そして、次の日グレタはダンに電話を掛けると曲を作るには俺らだけではダメだ、人が必要だ!と音大生や数年前まで第一線を走り抜けてたダンが世話した超売れっ子ラッパーに協力を打診。
 今までの彼の行動だと断れると私も思いましたが、彼には人望があった。順調に人も集まり、さて次は曲を作る場所が必要だ!しかし、他にも色々な問題が出てくる。果たして、ダンとグレタは最高の曲を作る事が出来るのだろうか???

 ここからはネタバレを含めた感想。
いやぁ〜最高でした!!!少し前に観た「ベイビードライバー」の曲も最高でしたが、今回の作品の全体の曲全部が素晴らしかったです!それもその筈、今回の作品にはグレタの恋人役としてマルーン5のボーカル、アダム・レヴィーンが初映画出演。勿論、彼の歌唱シーンもあり、彼のファンなら映画関係なく必見!!!この作品のサウンドトラックも早く聴かなきゃ!!!
 話は変わり、スティーヴみたいな異性の友達が居たら楽しくてイイなぁと思いました。楽しい時も悲しい時も一緒に居てくれる友達が居るだけで幸せですよね!
 この映画は全体が音楽によって構成されていると言っても過言ではないですが、音楽の他に全体を彩る音楽に乗せて、最初はダンの仕事や家族の関係も最悪状態、グレタは最愛の彼氏に裏切られ人生どん底。
そんな同じ境遇の二人でしたが、物語が進むにつれてどんどん自分達の音楽によって周りの仕事や家族関係が上手くいっていくのがとても観ていて最高でした!この作品は何回でも観直せる作品ですね。サイコーです👍👍👍
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