楽しい音楽に人生やら家族やら愛やらをつめこんだような映画。
Blu-rayを買ったので、2回目の鑑賞ついでのレビューです。
とあるロンドンのバーでイヤイヤ弾き語りをしている女性と、その演奏に聞き惚れるやつれたような風貌の男性。
一方は売れっ子ミュージシャンのデイブ(アダム・レヴィーン)と付き合ってロンドンにやって来たものの、相手の浮気に気づいてそのまま飛び出してきたシンガーソングライターのグレタ(キーラ・ナイトレイ)。
もう一方は、かつては有名音楽プロデューサーとしてレーベルを立ち上げるほど名を馳せたものの、今となっては妻と離婚寸前で、娘のバイオレット(ヘイリー・スタインフェルド)の荒れた生活を心配するダン(マーク・ラファロ)。
しかし、ダンはグレタの演奏を聞いてヒットを確信する。
デモテープを作ろうとするも、もちろんお金もなく、人脈とアイデアで乗り越えていく、二人の新たなチャレンジが始まるのだった。
Maroon5のボーカルのアダム・レヴィーンがこの映画の「Lost stars」でアカデミー作曲賞にノミネートされるくらいなのだから音楽で外れるわけが無いんですが、キーラ・ナイトレイの弾き語りもとてもきれいです。
ミュージカル映画というかこういう音楽系の映画では、まさにジョン・カーニー監督の時代がやって来た!と思わせる面白さでした。
絶対にこの映画のサントラは必聴です。
心なしかこの映画からマーク・ラファロのダメ親父役が増えたような気がします。笑