ガラムマサラ

ザ・レイド GOKUDOのガラムマサラのレビュー・感想・評価

ザ・レイド GOKUDO(2013年製作の映画)
3.7
暴力無法地帯の拡大


前作が限られた空間での無差別暴力だとするならば、今回はオープンワールドでのルールある暴力。
タイトルの通り、日本の極道をも巻き込んだ3つの勢力による縄張り争い。暴力だけでない、抗争です。

そんな巨大な組織に関わる汚職警官を潰すため、イコ・ウワイスが潜入捜査官として潜り込みます。

前作に比べて斬新さは無いですが、アクションは変わらず派手!
イコ・ウワイスのシラットは相変わらずキレキレで、そのスピード感あふれる技と容赦の無い暴力は観ていて爽快!
バリエーション豊かにどうアクションを”魅せる”かはどのアクション映画でもそうですが、今作は「絶対痛い」としっかり思わせる方向において、特に優れているように感じますね。スタントマンとか、大丈夫なんでしょうかね?
カーアクションまで盛り込んであり、そこにも力を入れている点も良かったです。

終盤の四天王戦のようなボスラッシュなんてそりゃあもう滾りましたね。

不満を上げるとするならば、もっとヤヤン・ルヒアンのシーンを観たかった!!!