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チューリップ・フィーバー 肖像画に秘めた愛のJのレビュー・感想・評価

4.0
・物語★★★★
・配役★★★★★
・演出★★★★
・映像★★★★
・音楽★★★

とにかくキャストが豪華ですね!✨
あまり話題になっていないのが不思議なくらい。

“フェルメール・ブルー🦋”の衣装に身を包んだA.ヴィキャンデルの姿からは、芸術性の高い高尚な作品かと思いがちですが、むしろ、世俗的でとっつきやすい作品です。
だって、テーマはいわゆる“ゲス不倫”ですから…😓

あの“計画”を実行に移しちゃうなんて、もはやゲスどころじゃないですね。
悪役やクセモノのイメージの強いC.ヴァルツですが、今回ばかりはかわいそう…。
彼にバレそうになるくだりが中盤随所に容易されていて、それがまた観客の心臓を締め付けてくるわけです🤢

T.ホランダー扮するチョットふざけた医師の存在は、唯一の癒しでしたね。

タイトルにもある“チューリップ🌷”は、中盤にかけてはやや影を潜めますが、ラストに至る重要なキーアイテムとなっています。

D.デハーンとは『ヴァレリアン』に続く共演となる“マユ毛美女”C.デルヴィーニュが、チョイ役かと思いきや意外なキーパーソン。
チューリップに勝るとも劣らず、登場人物たちの運命を掻き回してくれます🌀

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劇場用パンフ★★★
全22ページ。
文面の内容は薄いですが、劇中カットがとにかく豊富!
中世オランダ🇳🇱の世界観と衣装の美しさ👗を余すところなく掲載しています。
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