ゆけゆけ二度目の処女の作品情報・感想・評価

ゆけゆけ二度目の処女1969年製作の映画)

製作国:

上映時間:65分

3.8

「ゆけゆけ二度目の処女」に投稿された感想・評価

若松孝二の作品を初めて鑑賞した。

この映画が作られたのは1969年。まだ学生運動の名残がある時代だ。村上龍の『69 sixty nine』という小説がこの年を題材にしている。当時はランボーやゴダールが学生から愛され、彼らの精神的な支柱となっていた。この映画はそんな時代が生んだ一つの記念碑的な作品だ。

この映画が公開されてから50年近く経つ。もう、現代ではこんなエネルギーのある映画を作ることはできないのではないか。まさに反権力・反体制を貫いた監督の作家性が現れる一本だ。

もうすぐ、若松孝二を題材にした映画が公開される。白石和彌による『止められるか、俺たちを』という映画だ。再始動した若松プロダクションの第1作目。期待をせずにはいられない。
書庫番

書庫番の感想・評価

4.1
2019年4月28日 レンタルDVDにて鑑賞。

若松孝二監督が1960年代後半に撮ったピンク映画。
あるアパートの屋上で繰り広げられる、性と死が折り重なった異端のラブストーリー。
当時若松監督が住んでいたアパートの屋上を密室に見立て、友人だった詩人・中村義則の(無断で借用した)詩を基に足立正生に脚本を作らせた。

ビルの屋上で無軌道な若者達に輪姦された少女と、彼女の傍から離れようとしない眼鏡の少年。
死にたい、殺してやる、愛してる、愛していない…。
二人の間には不可思議な感情が流れ出し、その流れは大きなうねりを以て、幾つもの死を招き入れていく…。

映像と音楽のセンスが良いのである。
少年の感情の爆発をモノクロからカラーへと切り替える演出手法は効果的だったし、再度モノクロに戻ってからの血塗れの少年と全裸の少女が笑い声を上げながら戯れるシーンの美しさには画面に引き込まれた。
そしてOPにも流れる、少年が口ずさむ歌がじわじわと心を侵食していく。

鑑賞して良かった。
sakikas

sakikasの感想・評価

4.5
ともすれば青春屋上ロングコント。
こういうの恥ずかしいけど好きなんだよなぁ…。台詞、写経したい…。
映像センスが凄いが内容が好みじゃないかなあ
同時上映で「カーマ・スートラより性教育 愛のテクニック」も鑑賞。
エログロバイオレンス三拍子揃った傑作。
hanadeka

hanadekaの感想・評価

3.0
これがバイオレンス
ふ

ふの感想・評価

-
俳優陣の声が素晴らしい! ゆけ、ゆけ、二度目の処女! それからあんなふうな海の描写はどの映画でも見たことがない。のと、音楽が良い。
床ずれ

床ずれの感想・評価

3.0
正直これは微妙だった。他の若松映画のほうがもっとヤバい。これはヤバさが薄い。
「屋上を密室にすれば面白い映画が撮れるんじゃねえか」という若松孝二の自信がどこから来るのか謎。
とは言え音楽はやはりカッコいい
てふ

てふの感想・評価

3.5
若松作品を初めて観た。低予算のポルノ作品でありながら、前衛的な映像感覚が興味深いものだった。

190113 下北沢トリウッド「若松孝二監督特集」
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