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レイジング・コップスのromioのレビュー・感想・評価

レイジング・コップス(2013年製作の映画)
2.5
無精髭がなかなか似合ってるドルフラングレン。
さて、無双が始まるのか、とワクワク見ていましたが、今回は腕利きのベテラン刑事という役をしっかりこなしていて、俺の愛すべきでくの坊アクションスターというイメージとは違った彼の姿を見ることができて面白かったです。

ストーリーも、ラングレン主役で進んでいくのかと思いきや、夢を見てロスに来た若者が主人公。
その若者が一緒に町に出てきた仲間とヤクを売って儲けている、その脇で地元の汚職警官に目を光らせつつ、その若者を張っているデカです。
ちょこちょこっと見せ場のあるなかなかいいポジションでした。
主役でドンっといるよりこういう方が向いてるかも!
B級な作品ながらうまく脇を押さえていたと俺は思います。
もっといろいろ生かし方がありそうな気がしますがどうなんでしょう。
まあ、これからも俺は定期的に見ていきますよ。頑張れドルフラングレン!

作中、この主人公の若者が言った、ヤク売買での利益なんて、ヤクのおかげで生まれる更生施設の職員、警察などの全体の収益に比べたら微々たるもの。ヤクがなくなったら、失業者の数は計り知れない。政府もメキシコや南米の麻薬カルテルという敵ができていい。という言葉にはほほーんと思いました。
またこの若者が言った、1度ヤクに手を出したら長生きは出来ないというのもまた事実。
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