なんだこのタイトル。長いし()でくくられても意味わかんない。ポスターも白黒?
これでアカデミー賞ってマジ?
ごめんなさい…。凄かったです…。
ワンカットなのね〜。へーそこもワンカットで撮るんだ〜。へーそこも😲
え!?そこもワンカット??😳
そのワンカットどうやって撮ってるんん🙄
😶😶😶
予想を大きく超えた作品だった。タイトルとポスターからはどんな作品か全く予想できなかったし、正直舐めてた。
けど、こんな凄いことしてくるとは本当に驚き。これ撮ろうとする監督すげえなぁ。
そしてそれを実行する役者とスタッフにも脱帽!
マジでどうやって撮ったんだろう…
「バードマン」という過去の栄光にすがりつきながらも、それ以上の自分の実力を認めさせたくて新たな舞台に挑戦する。
しかし、世間は過去をなくして評価をしてくれるわけもなく、理想と現実の狭間で葛藤する。
この理想↔︎現実の構図は、家族の関係性も表している。娘との関係を良くしたいと思いつつも、自分の理想、舞台俳優、監督としての結果を残したいという思い。
何かを得るためには何かを捨てなければならない。これってこの世の真理なのかなぁとも思う。
この真理を受け入れられない人は、どっちも手に入れられなくて破滅するor両方を手にする。でも圧倒的にどっちも手に入れない人の方が多い気もする。
エマ・ストーンのサム(娘)も良い。
屋上でマイクと話しているシーン。
「君は一体父親に何をされたんだ?」
「放っておかれた」
「それだけ?」
セリフ全然正確じゃないけど、なんか沁みた。自分も親にいい印象持っていないから、サムの気持ちは凄い分かった。
だけど、確かに外から見たら「それだけ?」
と思えるのかもしれない。
確かに、親からは特に何もされていない。
放って置かれただけ。肯定されなかっただけ。否定されただけ。
暴力をふるわれたわけでもないし、ご飯を食べさせてもらえなかったわけでもない。普通に育てられただけ。
それなのに、いつから自分の親が最高の親であると思ってしまったんだろう。自分の親が自分にとって最高であって欲しいと思うから、何もされていないのに、「何もされていないこと」に対して怒りを感じてしまうんだ。
親だからといって、自分のことを全て分かってもらえるなんて思っていることがそもそも間違っている。自分のことを何も知らない人が自分のことを否定したって何も感じないのに、親が否定したら怒りを感じるのは何故だ?
親なら分かってくれるはずという間違った思い込みがあるからだ。
親なんてしょせん他人
多分映画のメッセージとしては違うのかもしれないけど、なんか自分と重ね合わせて色々考えてしまった。
ドラムが良かった。