Denkishino

バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)のDenkishinoのレビュー・感想・評価

4.0
いやはや、アメリカン!
これはアメリカの映画です。とても素晴らしいことだと思います。アメリカは歴史を作っていきたいお国だと思っていますが、文化面で、映画、現代演劇に関してはそれを確固たるもの、アメリカを代表する文化にしたいのだろうと感じています。オペラや歌舞伎、能、京劇といった長い歴史を持った演劇の類いが無いですからね。この映画を観れば、どこをどうみてもアメリカだなと。うちの国の映画です!とここまで主張できるのはとても素晴らしいと感じます。批評家の批評が大変優位なブロードウェイ。映画俳優の現実。大作主義のハリウッド。過去のヒット作主演が干される哀れみ。衝撃的もしくは、新しい感覚を常に求める観客。ネットに縛られる日々。アメリカ文化の暗いところ。なかなか刺激的で、難解な部類ではありますが、変に小難しい感じでもなく、良作でした。マイケル・キートンに拍手。でも、アメリカさんこういうの好きですね(笑)