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バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)のsanyaaanのレビュー・感想・評価

3.8
【ラストの展開に意見が分かれる所、死後の世界か現実か】482

《感想》
評価が難しいところ...。。。
ワンカット撮影で、スケールの大きさもよく分かる。が、ラストがスッキリとしない。
観客に考えてもらう手法なので仕方がないが
ハッピーエンドか否かは知りたかった。
と言う、個人的感想。

過去、映画館で鑑賞しているが
内容は全く憶えていなかった。
当時はエドワードノートンも知らなかったので、
ドラムがメインの音響と楽屋での行き来のシーンが多数で、眠たくなった記憶がある。
もしかしたら、寝ていたかもしれない。。

今回のんびり鑑賞出来たので、以前より堪能できた。
過去の栄光に囚われた表現が超能力や幻聴で魅せているが、現実に追い詰められると、この様な人は居ると思う。
特に浮き沈みの激しい芸能界は、過去に囚われる方が多そう。厳しい世界だと思います。

ワンカットの手法だけでも観る価値はありそう。
お見事です。

不思議な世界観を観たい方にお薦めです。

《物語》
かつてスーパーヒーロー映画『バードマン』で大スターとなったものの、現在は仕事も家庭もうまくいかず失意の底にいる俳優リーガン・トムソンは、復活をかけたブロードウェイの舞台に挑むことに。
レイモンド・カーバーの“愛について語るときに我々の語ること”を自ら脚色し、演出も主演も兼ねて復活を目論みます。しかしその矢先出演俳優が大怪我をして降板。代役にブロードウェイで活躍する実力派俳優マイク・シャイナーを迎えますが、マイクの才能や身勝手な言動にリーガンは精神的に疲弊していき…。
(以上「cinemarche」より)

監督
アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ
出演者
マイケル・キートン
エドワード・ノートン
エマ・ストーン
ナオミ・ワッツ

《こんな話》
・過去の栄光
・復活をかけた舞台

《関連する映画》
・ブラックスワン(役者の重圧)
・1917(ワンカット)
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