デイ

バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)のデイのレビュー・感想・評価

5.0
(改訂)
一度目に30分ぐらい観てそこら辺で挫折したけれど
きちんと腰を据えて最初っから観たら、のめり込みように観てしまった。

ストップするタイミングが全く無くて、舞台裏、楽屋からの長回し撮影や
ジャズドラムオンリーのBGMもカッコ良い。

ムービースター(敢えてその言い方で)の本名がバンバン出て来るし。
うわー、名前出しちゃうんだ…大丈夫?ってね…

映画を真っ向から否定してるような映画でもあって
映画は演劇では無いのか?
では舞台こそ演劇なのか…。
ヒーロー物の主役俳優は凄いのか?

私はそうは思わないなー。

バードマン=バットマン
かつてのマイケルキートン。

一昨年のオスカー主演男優賞は、この映画のマイケルキートンでも良かった気がする。
エディレッドメインに満面の笑みで拍手を送るマイケルキートンが印象的だった。

マイケルキートン自身は落ちぶれて無いですよね?
良かったです(T_T)。

この映画が、この映画内の舞台のようにマイケルキートンの再起をかけたものであったら…と思うと今更ながら悶絶しちゃう。


この映画は影の声は必要だったけれど、超能力のようなモノは必要だったのかな?
とか、結構なファンタジー要素も含んでいたけれど、これはこれで良かったのかも。

この映画の中で舞台劇として扱われたのがレイモンドカーヴァーの「愛について語るときに我々の語ること」だったのですが、
実は私はレイモンドカーヴァーが大好き☆
ほぼほぼ全作品買い揃えて読みました。
でも作品数が多いゆえ
「愛について…」
を全く覚えていなかった。覚えていたらなー(>_<)!!
もっとこの映画を楽しめたんだけれど。読み直したいです…。


そしてこの映画はやっぱり脇を固める役者さんが凄いってことですね。

エドワードノートンのファッ○ンな男…
エドワードノートンもカメレオンアクターですよねー☆

ナオミワッツ!美しい。

そして、大好きなザックガリフィアナキス!!
ハングオーバーシリーズではみんなを困らせる役なのに、この映画は困る役。
かなり痩せてて最初気づかなかった(>_<)!!
大好きなんです☆ワンコみたいにあの髭をモシャモシャしたいなー❤︎

最後にエマストーン。
私はこの映画のエマストーンが一番好きかも。
彼女の前歯が全部出っ歯気味だけれど、そこがチャームポイントかな?
そして、改めて彼女の目のデカさを思い知ったのでした。

それから、
NYはタイムズスクエアの隣の通りがブロードウェイの通りなのだけれど
タイムズスクエアの 夜のテンション上げ上げに対して、ブロードウェイは結構静かな通りなんですよね。

エマストーンが腰掛けてた劇場の屋上のシーンが印象的☆

オペラ座の怪人やレ・ミゼラブルその他有名ミュージカルをやってて、そこを目指すミュージカルスターたちの玉子がいる訳ですが、ミュージカルじゃない小劇場もあって芝居もやってることは知らなかったです。

NY景色も素晴らしかった。
私も鳥になってNYの上を羽ばたきたい☆

最後はバッドエンドじゃないですよね??
ハッピーエンドとして捉えたい。
捉えよう。

副題である「或いは無知がもたらす予期せぬ奇跡」がとてもレイモンドカーヴァーの本の題名のようで
そのセンスも良かったです。