サウザ

バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)のサウザのレビュー・感想・評価

4.1
衝撃的にハマる!
脳内麻薬がぐるぐる駆け巡る感じ。

無知って限りないエネルギーが奇跡を起こす話。そのまま。


そのエネルギーの根底にはコンプレックスがあるのかなと感じた。

劇中はコンプレックスの応酬。
粒立てても毒毒しくて見応えある濃いやつばっか。
ドラムのBGMが心音とリンクしてて、高揚感/緊張感がたまんない。効果バツグンやな。
それぞれのコンプレックスがうまく合わさるから尚、力強い。
長回しの効果バツグンやな。

このエグみ/おもしろさが自分の中で「ガキ使」と重なる。

まさにリアルだから、良くも悪くも人の心に響く。
それは時に笑いにもなれば、時に感動にもなる。

そして、奇跡だって起こせる。

過度で計算され尽くした演出は辟易。
こんな時代だからこそ、AIに屈しない映画だなって感じた。爽快。


エドワード・ノートンとエマ・ストーンは超ハマり役だと思う。
サウザ

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