ハンポコナヨツナ

バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)のハンポコナヨツナのレビュー・感想・評価

3.5
あまり触手が動かなかった映画だったんですが、前々から知り合いに強く勧められやっと鑑賞。

映像はかなりの長回しで、全編通して2カットくらいしかないんじゃないかな?シームレスに次々と繋がっていくカメラワークと編集技術はとにかく凄いの一言でした。
映像は現実と虚構の区別がつかなくなるシーンなど素晴らしく、音楽も文句のつけどころがなかったです。
脚本も劇中のマイケル・キートンの過去の役柄や、当時のアメリカ映画(ハリウッド)をおちょくった内容、エドワード・ノートンのファイトクラブのネタなどがちょこちょこと入っておりシニカルでなかなかよかったです。

ただ、やはりブロードウェイとか舞台とかに興味のない自分的にはあまり…って感じで、2回目を観るとしたらテレビでやってた時とか10年後くらいでいいかなーという映画でしたね。
ハマる人はハマる映画なんだろうなというのは分かった気がします。