陰謀論者X

バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)の陰謀論者Xのレビュー・感想・評価

1.5
マイケル・キートンといえばビートルジュース(吹替担当は名優・西川のりお‼️)が大ヒットした後、当時の日本でも社会現象に近い盛り上がりがあったバートン版「バットマン」のブルース・ウェイン役が「なんか老けたバットマンだな…」と個人的に認識しておりましたが、この頃が全盛期ということで、かつての栄華を懐かしんだり売れない現在の境遇を嘆いたり、ブロードウェイに進出するも何もかもがうまくいかない事に逆ギレするというまるでキートン自身の姿をネタにしたような主人公がすべての感情を露わにする長回しの演技は見応えがありました。が、いまいち自分の琴線にふれなかった感が……。脇を固めるエドワード・ノートンとエマ・ストーン(ラ・ラ・ランドの時よりもずっと可愛いと思いました😇)も良かったですね。様々な逡巡の果てに起きる奇跡。「マグノリア」的な投げっぱなしのエンドなんですが結構好きかも。エマ・ストーンの笑顔が最愛でしたね。
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