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間奏曲はパリでのmanonのネタバレレビュー・内容・結末

間奏曲はパリで(2013年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

子育てが終わって平凡な毎日を過ごす熟年夫婦でしたが、ある日、妻はパーティで出会った若い男性との時間が刺激となり、心に火がついてしまい大胆な行動へと走り出します。なんとなく妻の様子がおかしいと気がつく夫、心は掻き乱されます。一方で、妻は刺激を求めるけれど、結果的に若い男から傷つく一言を投げかけられます。若い頃と違うのは刺激を求めたところで、老いを感じさせられた瞬間にガッカリすることです。その後、紳士に声をかけられてアバンチュールな夜を過ごしてしまうんですけどね。妻は、そんなことがあっても平然として家に帰ります。過去に夫の浮気で泣いた夜があったことを知れば、お互い様だからではないでしょうか。長く一緒にいればそんな事があっておかしくないのだと思います。人間誰しも間違いはありますし。そんな許しあえる夫婦の強い絆が羨ましい。面白かったのは、家では堅物の夫の揺れ動く心理描写。妻を尾行して確かめに行くところはドキドキものでした。マンネリ化した夫婦に変化をもたらしたユーモアがあって、ハッピーエンドな物語。
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