原作マンガのファンとして視聴。
脚本の粗が目立ったの一言に尽きます...
原作ファンからすると消化不良で、初見の方からすると？？？の連続なストーリーでした。
山に挑み続けることが自分の存在意義だと考える、かつて登山会を盛り上げていた男と、彼を追うカメラマンが、世界最高峰の山に無謀なチャレンジをするお話。
なんですが、彼らの普通じゃない異常な行動に至るまでの心理描写が0.01ミリ程に薄すぎて「この人たち何で山に魅せられているんだろう...」と感じること請け負いです。主演のキャストは熱演していただけに、残念です...
原作の名シーンを映像化することに注力しすぎて、根元的なwhy？を丁寧に描けなかった駄作です。
それでも、エベレストの壮大な景色は圧巻だし、阿部寛・岡田准一の主演２名は良い演技をしていました。VFX駆使した登山シーンには目が離せません。
基本的にオススメはできない作品。
