南

きみはいい子の南のレビュー・感想・評価

きみはいい子(2014年製作の映画)
3.8
大人はもちろん子役もすごく演技が上手で見入ってしまった。小学校の収集つかない感じと疲れ切った先生はすごくリアル。笑

先生がひとりひとりに宿題してきたか聞くシーンはすごくよかった。本当にホームルーム覗いてるようなリアリティ。先生が小さい子にぎゅっとされて頑張ってねって言われるシーンも好き。最初はもう子供嫌だとか言ってたけどされたらすごくあったかくて居心地よくて優しくてぎゅっとするのは言葉にできないパワーあるよねと思った☻あとその人を否定せず、認めてあげることはその人を救ってあげることになるんだなぁって。虐待してたお母さんのことも、辛かったよねって。その人のことを否定しないこと、怒るより心に寄り添う近道かもなと思った。
最後高良健吾が走ってノックするシーン。それまでは自分は無力だと思っていたのかな。でも知的障害の子供がお母さんの歌を覚えていたように、何か自分にも届けることができるかもしれないと思ったのかな。どういう心境だったのかはっきりわからないけれど勝手きにそう思った
南