あき

きみはいい子のあきのレビュー・感想・評価

きみはいい子(2014年製作の映画)
4.5
その手がちいさな命に振り下ろされた時、自分でも驚いてしまうほど泣いた。涙が止まらなかった。

幼児虐待、ネグレクト、学級崩壊、独居老人。どこか他人事のように聞き流していた言葉たちが映画の中で命を持って訴えかけてくる。

「素晴らしい映画の定義」なんて分からないけれど、久しぶりに家族に会いたくなる。いつも見かけるあのおばあちゃまに挨拶してみようと思う。大切な人を抱きしめたくなる。そんな素敵な作品でした。
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