だいすけ

きみはいい子のだいすけのレビュー・感想・評価

きみはいい子(2014年製作の映画)
4.1
【ネタバレ】⚠️

全ての母親、いや、昔子どもだった
全ての大人に観て欲しい、そんな
作品でした。

虐待をする親は、過去に
虐待を受けていた。
全ての親がそうではないけれど
虐待に限らず、子ども時代の影響って
計り知れないほど大きいと思う。

尾野真千子演じるあやママが
わが子を叱るシーンは、もう辛くて
見てられなかった・・・

過去を引きずったまま親になった
あやママ。我が子の頭を撫でてあげる
こともできない。
見かねた、はなちゃんママが抱きしめる
シーンは涙涙でした😭😭

他によかったシーン。

「家族の人に抱きしめてもらってください」

っていう宿題がよかったなあ。
それに答える子どもたちの感想も。
(生徒さんって素人さんかな?)

思ったのは、子どもだけじゃなく
大人もたまには抱きしめてもらう
そんな機会があってもいいと。
ハグってすごいパワーがあるから!

高良健吾さんの頼りない先生や
ママ友間の人間関係、生徒を男女
関係なくさん付けしたり、抗議の
電話をかける親などなど
学校の裏側もリアルでした。

ラストシーン。
高良健吾先生が生徒のアパートを訪ねる。
その先に待っているのは・・・
答えは観客に委ねられます。

僕はあまりいい想像が出来なかった💦


追加

子育てに「正解」なんてないけど
虐待だけは「不正解」。
だいすけ

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