このレビューはネタバレを含みます
「相手に優しくしてあげれば、
その子も他の人に優しくなれる。」
それぞれの問題を抱えながら、
愛情と温かさを、与え合い、分かち合う。
親を選べないこども。昔の傷はいくつになっても癒えることはないけど、いつかはきっと「何か」が救ってくれる。
こどもも、大人だって、
ぎゅっと抱きしめて欲しい。
あなたはいい子だよって、
温かい愛情を感じたい。
自分もそれを他の人に与えられるような
温かい人であり続けたい。
いつか出産、子育てと経験することがあると思うけど、何かで悩んだ時には、
この作品に助けてもらえると思う。
自分の何気ない生活の中で、
本当に大切なものへの想いが
薄くなってしまっている今、
改めて何が大切で、自分が今どれだけ
幸せなのかを気付かせられた
温かくて人間味溢れる作品。