ざくろ

きみはいい子のざくろのネタバレレビュー・内容・結末

きみはいい子(2014年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

先生って、大人ってこどもって親ってなんだろう。
大人は色んな過去や事情や責任を抱えながら生きてきていて、子どもはそれらをまだ知らない。故に子どもは、純粋にシンプルに接した通りに吸収し、成長していく。難しいようでいて、特別高度なものではないのかもしれない。
池脇ママの違いは心の余裕がある点なのかな。気持ちが常に相手(外)に向いているため、"気づき"も細かく、転んでも泣いてもどっしりと構え、社会のマナーに反するときは、論理的な理由付きでしっかりと叱る。これは大人同士も同じなのかもしれない。
他にも思ったことたくさんあるけど、いざ自分がその立場に置かれれば、この映画で感じたことのまま、接し続けるのは難しいだろう。だからこそ親になる前にまた観たい。

子どもたちを含め、役者さん方の力がすごい。教室内や個々の動きもハラハラする程。カメラワークも良い。後半につれてアップや子どもたちに合わせた視線が多くなっていく。
業界は違えど新人という意味では、高良先生の姿勢に自分を重ねてしまう。元の優柔不断さや自分が受け持つ目の前のことで一杯一杯なところも。

自己を受け止めた先に、相手へと気持ちを向けられる心のゆとり(余裕)ができること、そして人との接し方をそっと教えてくれる映画。