Kasumi

きみはいい子のKasumiのレビュー・感想・評価

きみはいい子(2014年製作の映画)
4.2
とても、不安になってしまいました
"人間"が"人間"を"育てる"って凄まじい
ちいさくてやわらかくてやさしくてよわい、自分と少しだけ似たいきものを、どうやって 社会とか自分の弱さとかから守っていけばいいのかまだわからないな

自分が確実に子どもの世界より大人のそれに近くなってしまっているのも切ない

こんなわがままで生意気でも、しゅくだいをやってくるのよ まだ自分という殻を確立していない 要は怪物だから、大人がその社会を環境として提示していく そのやり方は滅茶苦茶重要で難易度高い

高良健吾のキャラは、今まで特に大きな問題もなく、深く物事を考えすぎることもなく、人並みに恋愛をして人並みに友達を持ってさらっとうまく生きてきた素直でか弱き青年 という日本で一番多い人種をとても巧みに表現していたように思います
人のせいにしちゃえば心は楽だが状況は変わらない 反面教師でしかない

政府関係者は一回これみてほしいな
何回転生しても小学校の教師になれる気はしない

網羅的で、子育てしたことないけど、リアルだった
夕方5時のメロディがなったとき、高良健吾の鼻孔に吸収されそうだった