人に優しくすること。
それは、
人を許すということ。
この映画は、
親と子供、
教師と先生、
高齢者と子供、
いくつかの関係性の中で、
人の許しを描く。
この映画の登場人物は
大人になっても、
とても未熟で、
痛いことや、辛いことは、
いつまで経っても、
慣れないまま。。
根が真面目だからか、
軽い気持ちで、
サラリと関係を流せない。
とても不器用な人が
中心に描かれる。
優しさとはなんだろう。
許すとはなんだろう。
そういう問いを投げかけてくる。その問いには、
簡単な答えはない。
映画の前半は
残酷で、
鬱屈した空気、
ただただ辛い日常を描く。
でも、
後半では
そこに一欠片の優しさをかけ、
救われる人が一人でも現れるかもしれない、という希望を感じる。いや、きっと、救われる。その救いは、子供も大人も関係なく、人は人の不思議な温かさがある。
子供たちの宿題の感想は、
シンプルに感動した。
この映画は
楽しいから、
見てみなよ!
というような、
軽い気持ちで進められるほど、
愉快ではない。
でも、
誰かと生きていきたいと
思う人には
とても重要なことを描いていると思う。
多くの人に見て欲しい。
少なくとも、
自分の身近な、
大事に思っている人には
見て欲しいと思った。
自分も、
この映画で描かれたように
誰かを抱きしめたいし、
だきしめられたい。
ちぐはぐな感想だけど、
思ったことを
瞬間的に記した。