きみはいい子の作品情報・感想・評価 - 251ページ目

「きみはいい子」に投稿された感想・評価

ema

emaの感想・評価

4.0
子ども達が抱きしめの感想を言っていくシーンが好き。大人こそ抱きしめてもらいたいんだろうね。矢野顕子の歌を思い出しました。

男の子をさん付けで呼ぶのすごい違和感あったな〜
内田慈さんにどうしても狂気を感じてしまう。笑
kapo

kapoの感想・評価

3.5
大人も子供も老人も男も女もすべての人はみんな誰かの子。
みんな一人間で誰かに抱きしめ、抱きしめられる存在だと再認識できた話し。
池脇千鶴がとても良かった○あと子供のインタビューちっくなシーンも○
現代社会問題を手広く描き過ぎた感はあるけど、テーマはじんわりした。
子どもが騒ぎ放題のクラスの新任教師、自分の経験から娘に手を上げてしまう母親、自閉症の小学生男児、認知症の進行しつつある女性、という文字だけでも重い雰囲気のある人たちの話が、同時進行でそれぞれに進んでゆく映画です。

最初、何より高良健吾が「ザ・なにも深く考えてない若者」というかんじで、こういう人ってほんと嫌…と思ったのですが(特に彼女の家に遊びに行くところとか最悪)、話が進むにつれて、もちろんそういう一面もあるけれど、ちゃんと他者の気持ちを考えたり、誰かを大切に愛しく思ったり、ができる人なんだなと判明していって、その多面性の描き方がとてもよかったです。

特に、あの騒ぎまくって憎らしすぎの生徒たちが「親に抱きしめてもらう」という宿題の感想を一人ひとりいうところが本当にすばらしくて、生意気でやなかんじの女子が「お父さんがギュッてしてきてずっと離してくれなかった」とか、おとなしそうな男の子が「あったかくて気持ちよかった」とか、当たり前だけれど全員人の子なんだな、大切な娘であり息子なんだな、ということを感じさせるシーンでした。インタビューを見たら、あのシーンはアドリブというか、本当に子どもたちにあの宿題を出していたのですね…

つらいシーンも確かに少なくないのですが、根っこの考え方として「人生はすばらしくなり得る」という一貫した姿勢が感じられて好きだと思いました。何も考えずに見たのですが、とてもよい映画でした。
同じ地域に住んでる三人の視点からなる群像劇であり、学級崩壊、ネグレクト、自閉症、痴呆症など重いテーマが題材だったため、観てて辛い部分もあったが、子役の演技があまりにも自然で素晴らしく感情移入してしまった。高良健吾演じる小学校の先生のお姉さんが言っていた言葉で相手を抱きしめることによってその人も優しくなって、また別の人にそれが伝播され多くの人が優しくなれるといった話が印象的だった。この映画はフィクションだが実際にこういった目を背けたくなる現実があるのかなと思うと重く悲しい気持ちになったけど、作品を観て映画の題材となっているような身近な社会問題について考えさせられたし、また映画を通じて多くの人が優しい気持ちで人に接するきっかけになればいいなと思った。
この世には 暴力の連鎖がある一方で、優しさの連鎖 があって それは、なかなか目には見えないものだけど、この群像劇を観ると やっぱり そういうものはあると信じたくなる。
優良

優良の感想・評価

3.5

このレビューはネタバレを含みます

少し遠くのペットショップに自転車で初めて行った帰りに抜けたのは、TSUTAYAの通りでした。

誘惑に負けて……どうしても観たかったやつを4本パック1000円で新作レンタル。

ということで2016年11本目。

……いきなり、重すぎですわ(;;)

でも、自分的には、ペットも子どもも褒めて、怒って、気長にしつけなんだなあと思います。子どもいないけど。フェレットさんお迎えしたばかりなので、当分はナイですね。

小学生の頃とか懐かしすぎる。知らぬ間に10年前ちょい前になるのね。

あと、今の先生らってホンマに大変やねえ。愚痴りたくなる気持ちも解らんでもない。

手に煙草の痕とか細かいなあ。虐待されたから、愛し方がわからないかあ。

子どもって親のイライラとか敏感に感じ取るよね。

けど、子どもだけじゃなく、大人も息がつまって、悩んで、苦しんで、モガいて。まるで、金魚鉢の金魚みたいな気分になる時もあるよね。

かと言って、歳を重ねていくのも怖いですね。

「家の子になる?」

のシーンは、泣きました。子どもは、どんな母親でも「ママ、ママ」なんですね。

これを観て、子どもに気を使わせる親にはなりたくないなあって思いました。

「私が優しくすればあの子も優しくなれる」

優しさの連鎖って素敵ですね。

自閉症の子のお母さんがおばあちゃんのとこにお迎えに行くシーンは泣きました(´;д;`)

あと、コーヒーカップ割って、池脇千鶴が尾野真千子、抱きしめるシーンからは、喉の奥が苦しくなって、涙が止まらなくなりました。

池脇千鶴の過去がまさかすぎました。出逢いって大切なんだなあと思いました。

2015.1.26@新作レンタル
iepuras

iepurasの感想・評価

4.6
「私があの子に優しくすれば、あの子も他人に優しくしてくれるから、子供を可愛がれば世界が平和になるわけ!!」
カッコ良いセリフだなぁ
子供にハグされて「頑張って~」と言われたらパワーでるわな!
色々考えさせられる良い映画!
子供に優しくすればその子が誰かに優しくしてくれる。

モンスターペアレンツ、虐待、いじめ。
現代の教育における問題を浮き彫りにする。
高良健吾扮する新任の教師が子供に出す宿題。「家族に抱きしめられてきてください。」
子供たちの語る姿はまるでドキュメンタリーのよう。

誰かに優しくされることで誰かに優しくできる。
逆もまた然り。

良い映画。
yuto

yutoの感想・評価

4.6
親と子、取り巻く環境。すごく難しい問題で解決するのは難しいと思うけど、ラスト高良健吾がアパートまで走って行くシーンがに希望があって良かった。また、キャストが素なんじゃないかってくらい自然な演技をしてる。とくに池脇千鶴がすごい。
どの登場人物の事情も飲み込めてしまうが故に、観ていて胸が苦しかった。
言葉だけではどうしても伝わらない愛は、行動で伝えるしかないこと。
愛することの大切さというより、愛されることによる救いの尊さが描かれていたような気がする。