きみはいい子の作品情報・感想・評価 - 296ページ目

「きみはいい子」に投稿された感想・評価

モスクワ映画祭では最優秀アジア映画賞を受賞した一方、日本では「家族という病」皮肉にもそんな本がヒットしています。そういった意味では観る人を選ぶ作品なのかもしれませんが、地域コミュニケーションが表面的になっている今だからこそ胸に響くメッセージがあるのだと思います。

--未熟な大人だって存在する。しかしそんな彼らも様々な事情を抱えている訳で、その事情を生み出したのは紛れもなく現代社会。人情味のあった昭和を知ろうが知らまいが、みんな平成という複雑な現代で生活している。「再生と希望の物語」と予告編にて謳っているのもココに準じているのかもしれません。

(教室での小学生のやり取りを見てクスクス笑っていたのは年配の方。それがとても印象的でした。昭和と平成、教育現場での世代差も感じた。あれはかなりリアルだし、あそこからイジメに繋がる事もあるので決して楽観視出来ない状況。岡野先生も作品のような環境で小学校時代を過ごしたであろう事を思いながら観ると彼の葛藤が際立って判る)
Jun8

Jun8の感想・評価

4.6
もう言葉で表せない…。
大人になっても褒めてもらう、抱きしめてもらうって大切で必要なことなんだろうなって。
この映画をみて自分も救われたと思う。
こはる

こはるの感想・評価

4.5
子供を可愛がると世界が平和になる


教育実習直後の公開だったので一層グッときた


抱きしめられたい。子どもだって、おとなだって
AyuMiX

AyuMiXの感想・評価

3.9
池脇千鶴は役者だなーと。ここ数年の出演作見てるといつも思う。
感情移入出来る身近さ。その表情やしぐさ、わかるなぁいるなぁと。とにかく自然。
それでいて大事な言葉や行動に説得力がある。いつも心を揺する女優さん。

自分がされた事をしてしまう、それがどんな痛みを身体や心に伴うか知っているのに。
だから苦しいのに、周りもそうだから。私だってされたから。とどこかで許される場所を探してしまう。
そして、傷つけた相手の救えない相手の手が、心が暖かいことに触れるとたまらなくなる。

簡単なこと、子供だけじゃない。周りに誰かに優しくするとその人も優しくなれる。子供時代に素直に出来ていたことがずっとずっと出来たらきっと幸せな世界なんだよな、答えは簡単に出る。
それでもどうして出来なくなっていくのだろう。

とにかく自分の負の部分、出来ない事、生まれてしまう嫌な気持ちがどんどん画面に現れて正直辛かった。

それでもこの映画は希望だけのハッピーエンドじゃなくて。
続いていく日常を。踏み出した先にも苦しさもやっぱりあるんだろうというラストなのが私は良かった。

希望だけじゃ生きられない、でも希望がないと生きられない。それは子供かもしれないし、誰か他人かも。

尾野真千子の役のママとか。そんな簡単に変われないんだろうきっと。また自己嫌悪するのだろう、それでも向き合うとイライラしてしまうのだろう。

そうやって続いていくんだ現実はとすごく思わせられた。

希望がある楽しい映画ではないけれど。忘れていたりなくした事、シンプルなことを思い出しました。
熱海

熱海の感想・評価

4.6
どこにもある日常を見てるはずなのにすごく緊張しました。どんなに叩かれてもお母さんが泣いてたら自分も悲しむし、うちの子にならない?って他のお母さんに言われたら嫌だと言って泣く子どもを見てると虐待されてる子どもがこの世で一番強いんじゃないかと思えるくらいでした。それくらい親って子どもにとって全てなんだな〜と思いました。この映画以上に過酷な現場とか日常はあると思うけど大変だなぁで終わらせないで私も池脇千鶴にとっての近所のおばあちゃん、高良健吾にとっての甥っ子、障害を持つ子の母親にとっての認知症のおばあちゃんになりたいです!!!見てよかった!
UT0426

UT0426の感想・評価

4.0
教師とか母親とか一人暮らしの老人とか人を立場の上にみてしまうけど

誰だって一個人で寂しかったり、行き場のない苛立ちや悲しさをもっているのは変わりないんだなぁと感じました。

どの登場人物も孤独を感じているのだけどみんな誰かの優しさに触れることが出来たのがよかった。

ラストのシーンが凄く印象的で、この映画がスクリーンの中だけで終わるものじゃなく、ずっと続いていくんだなと感じた。
amelie

amelieの感想・評価

3.9

抱きしめられると
素直になる

味方がいると
強くなる

認めてくれると
もっと頑張れる

誰かに与えてもらったものを
今度は誰かに与えて
暖かい社会になっていく

あげぱんの行方は、
きっとそれぞれの心の中。
84点。変幻自在の女優池脇千鶴、永作博美化。

子供の虐待や学級崩壊や障害を描いていて最初は観ていて少し辛い。が、だんだんとどれも深刻に描写するのではなく、真摯に優しく寄り添って表現してるのだと分かり、愛おしく観ることができた。前作『そこのみにて光輝く』同様、かたちのない、まだ生育しきってない「希望」を、そっと丁寧に描く呉監督の目線は素晴らしいの一言。

複数の登場人物がすこしずつ変化をしていく。物語上は勿論全員が分かりやすいハッピーエンドになってしまっても困るのだけど、でも、せめて映画の中でくらいこの立場のひとたちを救ってやってほしい、と、そんな両方の気持ちになりながら観た。

この映画がきっかけで、実際のこの世の中で大変な思いをしている人達が少しでも良い方向にいけばいいな。優しさで溢れる世の中がいい。おそらくは半ばドキュメントで撮ったあのシーンの子供たちを見て、僕自身もそんな希望をもった。そういう【力】がある映画だ。
青

青の感想・評価

3.8
抱きしめるってなかなかしない事だけど物凄く大事な事なんだなって思った。
優しい気持ちになれた作品でした。
SayaMurai

SayaMuraiの感想・評価

3.8
高良健吾の空回りな先生役がよかった。最後の終わり方が個人的に良かった。