きみはいい子(2014年製作の映画)

上映日:2015年06月27日

製作国:
  • 日本
  • / 上映時間:121分
    監督
    呉美保
    脚本
    高田亮
    原作
    中脇初枝
    キャスト
    高良健吾
    尾野真千子
    池脇千鶴
    高橋和也
    喜多道枝
    黒川芽以
    内田慈
    松嶋亮太
    加部亜門
    富田靖子

    「きみはいい子」に投稿された感想・評価

    子供の純粋な悪の浄化、親と子の投影、大切な物が愛になる

    学校の授業の仕組みは、何人もの生徒の居るクラスを先生に託され先生は常に改心し続けてて行くことであろう、要するに先生が成長しなければ生徒も成長しない。また大人も子供も共にあると言うことを学びました
    自分も小学生時代は悪童でしたがそれには友達を大切にしようとする理由があったのかもしれない
    子供に優しくしてやってください
    国の将来を考えるのであれば、まずは子供達の親を救え。
    みたいな、誰の言葉だったかな。
    実際にも周りを見れば、親らしからぬ親が沢山いる。自分が体感していないから分からないのかもしれないけど、客観的に見て分かることは沢山ある。
    あれじゃ、子供が可哀相だ、と思ったことも沢山ある。
    子は勝手に育つっていうけど、愛されなかったらそりゃひねくれるよなーと思う。
    人が人を養ったり、教育したり、どんなときも愛情を持つのは難しいけど、自分は努力したいなと考えさせられました。
    最初から悪い子なんていないんだよ。
    受けて次第、環境次第。
    誰かに優しく接して貰って
    世界が変わる。
    皆何かを背負って生きてる。
    池脇千鶴の演技がめっちゃ良かった

    どんな理由があっても子供を虐待するような親にはなりたくない
    泣いて泣いて、エンドロールが終わっても 涙がとまらなかった。
    痛くて苦しいきもちと あたたかで優しいきもちが、束になって いっしょにやってきた。
    これは 映画のなかだけでの話ではない。
    そこかしこに 痛みの種は落ちている。

    もし明日、だれかが生きづらさでいっぱいになっていたら、迷わず抱きしめてあげたい。
    もしいつか、わたしが行き詰まって 泣いてしまったら、誰かに抱きしめてもらいたい。
    抱きしめることは、照れることでも 恥ずかしいことでもない。
    つらいことだらけの世の中だ。
    少しでも抱きしめ合えたら、どれだけの人が どんなに救われることだろう。

    抱きしめること、繋がること、を厭わないでいたいと思わせてくれる作品でした。
    現代の日本社会の抱えている代表的な社会問題がこれでもかってくらい詰め込まれていました。

    また、登場人物のほとんどが何かしらのトラウマや心の苦悩を抱えていて精神的に孤立してしまっている。正に現代社会の縮図。

    それを3人の物語を同時進行させる形で描写していました。

    特に好きだったシーンは先生が子供たちに出した宿題。翌日の生徒たちの様子ときたら純朴でとても可愛い。アドリブシーンにドキュメンタリータッチ感と子供の無垢さが伝わりとても感動的でした。

    そして特筆すべき点は「子役の演技力」
    あやね役の三宅希空ちゃんなんて神がかり。
    これほんとに演技なのでしょうか?
    本当に心配になりながら観ていました。

    最後はキャッチコピーにもあるように、
    「抱きしめられたい。子供だって。おとなだって」という事で、人との触れ合いによって様々なストレスが溶け出していく様は、雪解けの後に咲く桜のように暖かいものでした。

    希薄な現代社会の在り方に一石を投じる作品であり色々考えさせられる深い映画でした。

    僕もかわいい子を抱きしめたいです。
    今日の宿題は
    家族の人に抱きしめられてください

    このレビューはネタバレを含みます

    後半一時間、号泣。
    見終わったあとに、パッケージ見るだけでまた泣けてしまう。
    見てられない、目を背けたくなるシーンも多々あり。

    「あの子、私の真似して抱きしめて背中ポンポンってするの。私があの子に優しくすれば、あの子も他人に優しくするの。子供可愛がれば世界が平和になるわけ。母親って凄い仕事でしょ!」

    大人だって、母親だって、先生だって、子供だって、それぞれ悩んでるんだよね。

    高良健吾が出す宿題も、池脇千鶴と尾野真千子のシーンも涙腺崩壊。
    何かが起こったとしても、誰かが少し関わるだけで、救ったり救われたりする可能性がある。

    大切な人をしっかり抱きしめられる大人になりたい。

    追記
    高良健吾が出した宿題への子供達の答えは台本ではなく、子役達の言葉らしい。すごい。
    高良健吾の出てる映画以外にすきだな