きみはいい子の作品情報・感想・評価・動画配信 - 3ページ目

「きみはいい子」に投稿された感想・評価

このレビューはネタバレを含みます

考えさせられる映画。
様々な困難を解決する手段がなかったり知らなかったりな幼い子たちにとって、家庭や学校での問題は過酷すぎる。第三者が簡単に踏み込んで解決できることでもないので、この映画の終わり方はとても良かった。
親に今さら抱きしめてほしいと言える歳でもないので、子供ができたら時々抱きしめてあげようと思った。

このレビューはネタバレを含みます

大円団みたいなご都合主義じゃない終わり方が良い。余白。

家族に抱きしめられてくるという「宿題」を答える子どもたちがドキュメンタリーみたいで胸に刺さった。どうやって撮ってるんだろうと思わされるくらい。
子どもは良くも悪くも純粋。
クラスで喚く子どもたちをウザいとも思うし、可愛いとも思う。写鏡。
「子どもって私が優しくすれば、ほかの人に優しくする」主人公の姉の言葉、そして「頑張って」と小さく呟きながら抱きしめる姿にどうしようもない安心感と安らぎと心地良さを感じて、じーんと目頭が熱くなった。
猛烈に感動するわけでもない、相対的な程度もない、シンプルな感情。
生きづらさって相対から生まれてるんだな。
sou

souの感想・評価

4.4
みんなが一生懸命生きているのに、自分ではどうにもならないと思ってしまうような辛さの中で生きている。
そこに、一筋の光が差すような温かさで包んでくれる作品だった。

私にも暗闇から救いだしてくれた人がいる。状況は何も変わらないが、気持ちが変わるだけで、なんとかやっていけると笑顔になれることもある。

私も辛い人に少しでも手を差しのべられるような関わりをしていきたいなと思わせてくれた。
それは、ほんの小さなきっかけかもしれないし、踏み込む勇気が必要かもしれない。抱き締めるそのぬくもりだけでもいいのかもしれない。

とてもよい作品でした。
misa

misaの感想・評価

-
「そして人生は続く」という気持ち。今日という一日が終わるときにふと訪れる感覚を私は描いていきたいと思っています。「続くこと」はしんどいかもしれない。でも、「続く」かぎり、生きなければいけない。『きみはいい子』に登場する人たちの人生もまた続いていきます。ここに出てくる人は、誰ひとりとして、うまく生きられていません。でも、みんな、そうなのだと思います。この映画を観た人それぞれが、自分にとってのしあわせについて思いめぐらせていただけたなら、こんなにうれしいことはありません。
この監督の言葉、めちゃくちゃ痺れたし府に落ちすぎる。そういうことなんだよなあ。
くれお

くれおの感想・評価

3.7
心に染みる場面がいっぱいあった
どの俳優さんも凄く良かった

だけど、あー良かったねー では済まされない
複雑な気持ちが残った
yuka

yukaの感想・評価

4.7
"やる気が出ない"という状態には2種類ある。
一つめは仕事や勉強といった、やるべきことをやりたくないという単なる怠けから来る状態。そういう時には本を読んだりYouTubeや映画を観たりなんかして、堂々とサボる。

でも、大好きで気楽なはずの趣味にも気持ちをシフトさせられない時がある。

それが二つめ、寝るも食べるも遊ぶもしたくない"無気力" の状態。今日がまさにそれだった。
特に目的もなく色んなアプリを開いては閉じて、filmarksで昔clipした映画リストをスクロールしていたら何となく目に入ってきたこの映画のコピー。
無気力状態だったけど、珍しく気持ちが動いて、すぐに観はじめた。

すごくすごく、良い映画だった。
心にそっと寄り添って抱きしめられているような気持ちになった。

高良健吾がお姉ちゃんの息子に抱きしめられて「頑張って」ってやられた瞬間、感情が決壊したかのようにボロボロ泣いた。

「抱きしめられたい 子どもだって おとなだって」

抱きしめるって、複雑に絡み合った考えの中に埋もれてる一番大事な感情を浮かび上がらせる行為なのかもしれない。

・しんどいけどこんなことで弱音はいちゃだめ
・自分は頑張ってる?いやいや、もっと大変な人はいる
・辛いなんて言っちゃだめ、自分のせいだから
・好きだけど、離れた方がいいのかな

相対的な指標や責任の所在、程度の決めつけといった余計なものが混ざっているから、感情そのものに焦点を当てて見ることが難しい。
でも抱きしめられると、素直な感情だけが残る気がする。

・頑張った
・辛い
・悲しい
・愛しい

抱きしめられる方も抱きしめる方も、シンプルに感情を見つめることができるよね。

大切にしたい。
一生忘れない映画になると思います。
高校生の頃原作を読んだときに感じたことをもう覚えていないことが悔しいのですが、この映画を大学生の今見れたのは本当によかったと思います。
現在子どもの貧困関連のボランティアをしていることもあって、非常に興味深く見られました。

大学生ということもあり、先生としての気持ちも、親としての気持ちも、小学生としての気持ちも、高齢者としての気持ちも、どれも予想に過ぎないのですが、どこにも所属していないが故にフラットにそれぞれに感情移入ができました。

言いたいことは本当にたくさんあるのですが、今とっても母親を抱きしめたくなりました。
今度実家に帰ることがあったら絶対に母親に抱きついて、日頃の感謝を伝えたいと思います。
そしてもっと人を褒めて、褒めまくろうと思わされました。
是非また見たいです。
あずみ

あずみの感想・評価

3.9
優しくすることって難しいから、優しくできると本当に嬉しいんだな。

最後、、、
氷

氷の感想・評価

3.7
遠いと思っていることが本当は近くて、目指す姿というのはとても遠いのかもしれない
高良健吾の人の良さが出ている…
SAHO

SAHOの感想・評価

3.8

このレビューはネタバレを含みます

自分に子供が出来たら、全力で愛したいし全力で抱きしめたい。
子供を育てるのって大変だ。
虐待。まではいかなかったけどどちらかというと私は雅美のような家で育った。
それなりに怒られるような事ばっかしてたけど、周りの子のお母さん達がなんであんなに優しいのかも不思議だったし、気持ち悪かった。(あと自分の子供に〜くん、〜ちゃんって呼ぶ人が理解出来なかったそれは今も)ほぼ毎日のように怒られてほぼ毎日のように泣いてた。んで泣くと二世帯で隣に住むおばあちゃんが私を抱きかかえて拉致してくれた。小さい頃、周りのたくさんの人に褒められ、甘やかされた。でも考えてみたら母親に褒められた記憶はあんまりなくて。物心がついた頃親どうしの会話を聞くと結構私の事を褒めていた。今もなんだけどそれがすごく気持ちがよくない、不思議な気持ちになる。
面と向かって褒められた事ないのに。
私も20を越して、子育てって絶対大変だってわかる。でもすごく大切だ。この影響なのかはわからないけど私は人に褒められる事はあまり慣れていないし、人を褒める事も苦手だ。見ていて、もし自分も子供が出来たら怒鳴ってしまうのではないか。と思って不安になっていたけどひかるくんのお母さんを見て少し安心した。
私も優しくて全力で子供を愛せるお母さんになりたい。