きみはいい子の作品情報・感想・評価 - 319ページ目

「きみはいい子」に投稿された感想・評価

自分の仕事がら、子どもの気持ちとか、自分だったらどう対処するだろうとか考えてしまった。

おばあちゃんとある児童の、心を通わせる所が特に好きだった。主演はからんでないところだけど。

終わりかたが日本映画っぽい。この先生なら、なんとかしてくれそう!っていう希望が見えたところで終わる。みたいな・・・

好きっていうのはどうかなとおもうけど、自分的にはすごくいい映画だった。
もぎた

もぎたの感想・評価

4.8
人の心に傷を刻む映画はいい映画だと僕は思います。この映画はそんな作品。
こどもは大人が思っているよりもよく見ている、感じている。
この映画に多くの言葉はいりません。とにかく見てほしい、しかし見るならば覚悟が必要という矛盾。惑わしてしまいごめんなさい。
この映画が賞を取らなければ怒ります。それぐらいの名作。
Zhenji

Zhenjiの感想・評価

3.8
救われる人をみるのは気持ちがいいね。みんな完璧じゃないもの。
良い映画だった。
主役の3人はもちろん、助演の役者さんもとても良かった。

ギュッと抱きしめることは日本では恥ずかしいことかもしれないけど、人の温もりを感じることで安心したり、優しい気持ちになったりするんだよね。子どもをギュッとするだけでこの世は平和になる。簡単なことなのに出来てない人が多いんだろうね。自分も含めて。

富田靖子が障がいを持つ子どものことを褒められて泣き崩れるシーンに涙があふれた。
人に優しくしたくなった。
どこで何がキッカケで人を救ったり救われたりするかはわからない、些細なことで良かったりもする。籠もらず人と出逢うことは第1歩かもしれない。少し心を開いて察知する機能を働かせる。

教室の風景、この集団はなかなかくせ者、変化球を平気でバシバシ投げてくる感じ、取れるもんなら取ってよって感じがちょっと怖いかな。隠れた個性を探り出す見い出す作業も難しそうな子ども達。さて宿題の効果は…。

人間の想像以上の寛容さ、物怖じしない無償の愛が当たり前に出来てる人も、元々備わってるというよりは、境遇・実体験から、同じ苦悩を無くそうとする反動の行為が多いのかもしれない。それに慣れてないと不審に感じて受け取れなかったり拒んだり、無償で与える気はあっても行為に至る経緯を説明するのが面倒くさかったり、いたずらに時間が過ぎる。察した人が近づいてちょっと越えられたら、触れ合えたら。

そして、実体験者が背負う問題や効果なのではなく、こうして作品を通して苦痛や苦悩を共有して同じことが起こらないように、同じことが出来るように意識する人が増えたらいいんだろうな。多少の苦悩は表現者・作り手にお任せしまして、そうした仲間の犠牲を伴うが、誰も罪は問われない死に至らない。完成した作品を観て、様々な人間生活や人間の感情を教えてもらえることに感謝し、日常に活かせたら好いかな、って。子ども達、よく頑張りました。
Hero

Heroの感想・評価

4.5
モンスターペアレントや複雑な事情の家庭の子どもなどに悩む新米教師、親に虐待された過去から自分の子どもにも虐待を繰り返してしまう母親、身寄りがおらず一人寂しく暮らす認知症のおばあちゃん、この3人を軸に話は展開していく。
人間1人ができることなんて限られてる、結局は周りの人がいなければ何もできない。

序盤は重苦しい空気だったが、人物と人物を交差させることによって解決への道を見出させてよりよい方向へと進ませる、終盤には序盤の重苦しい空気も忘れさせるぐらいあったかい気持ちにさせられた。ラストは観客に考えさせるあの終わり方!

主だった3人を輝かせる脇役の使い方上手すぎるよ!!!
池脇千鶴といい、障害を持った男の子役の子役といい存在感ありすぎ!

観てよかった〜!!!
ngsm

ngsmの感想・評価

3.5
6/29 テアトル新宿
「そこのみにて光輝く」の呉監督の新作は、接点がないからと言って、普段目を背けている児童虐待とかネグレクトといった問題を扱った映画

「ショート・ターム」と2本立てで見たい


(個人的に中学生の時に「誰も知らない」見て以来ネグレクトがトラウマで、基本的にそういう描写がありそうなモノを避けがち…)

高良健吾があの男の子を家に送り返しちゃって、どうしようもなく扉を見つめるシーンが辛すぎる


あのいじめられた女の子はどうなるのか気になった
世の中はどう転んでもおかしくない、ギリギリのところで成り立っていて、それを可能にしているのは"いい子"の存在である。こんなことは物語になる程でもないただの当たり前な事だが、誠実に誠実に描くが故にとても感動的。
絶対に守らなければいけないものを自覚し、超利他的な行動にでる(暴力に相対する)ていう物語的に一番盛り上がる場面が描かれない。言ってみれば映画になる前の、ただの我々が生きてる世界の話。
子供達がすごい。ぜったいやって来ます!って力強く言ってくれた神田さんにはほんと泣かされた。
デミ夫

デミ夫の感想・評価

4.8

このレビューはネタバレを含みます

今まで見てきた中で一番『良い』映画だった。面白いとはまた別の次元。
カメラワークからなにから監督の手腕が優れてることがわかったし、子役含めた役者の演技が本当に素晴らしい。
そこにあのストーリーが絡んでくるからもうすごいの一言です。
「宿題やってこれるか?」「絶対やってきます!」で涙腺崩壊
終わり方もすごくよかった。
映画の途中で、まだ終わらないでずっと続いて欲しい、って思える映画って中々ないと思いました
6/29
ネグレクトな母、無秩序な児童、認知症気味の老婆、知的障害者の子供とその親など、リアリティのある描写と丁寧な演出により観てるだけで胸が締め付けられて苦しくなった。最後に提示される希望がせめてもの救いか。

驚いたのは小学校教育現場の手詰まり感。子供をさんづけ?身体のチェックができない?トイレ自由?
勘違いの親とそれにビクつく学校のおかげでホントどうかしてる感じになってる。