きみはいい子の作品情報・感想・評価 - 320ページ目

「きみはいい子」に投稿された感想・評価

Tomoko

Tomokoの感想・評価

4.4
そこのみにて〜がとっても良かったから見た作品

尾野真千子の目が…うん、目が。


グッとくるシーンが随所にあります。
やっぱり池脇千鶴は凄い人です。
私も子供が生まれたら、べっぴんさんだねって言ってあげたい。

宿題の感想、多分子供達は本当に思ったことを言ってるんだろうなぁ〜台詞じゃないんだろうな〜…あの自然さを撮れるのが凄い!
つぐみ

つぐみの感想・評価

3.6
同監督の「そこのみにて光輝く」には遠く及ばなかったものの、原作も素晴らしいし、誠実な作りで、しかも何度も泣いてしまったので完全に好みの問題。

高良くんの優男っぽさがすごくぴったりだった。
しかし残念なことに顔が綺麗すぎて「男前だな〜」と気が散ってしまう…。
尾野さんのつつけば壊れてしまいそうな空気も見事。

2人の不安定さをよそに池脇&高橋コンビの安心感も凄まじい。
特に高橋一也のモンスター俳優ぶり。
「そこのみにて〜」の役とは真逆なんだけど、上品とは言い難い、洗練もされてない無骨な男っていう点では実は共通してて、彼がフレームインしてると、作品がソリッドに感じました。名優。

例の宿題のシーンはドキュメンタリータッチで視点も変わってて、どれもアドリブっぽい遊びに満ちてた。

と、褒める要素はたくさんあるんだけど、総合するとうまく着地してない感じがあってちょっと辛めに。
ひさびさに長い感想になりました。
それくらい期待値が高かったんだよ〜
書庫番

書庫番の感想・評価

4.3
2,015年6月28日 立川シネマ・ワンにて鑑賞。

児童虐待、学級崩壊、いじめ、障害児童…。
親と子と教師を取り巻く問題は山積みでそのどれもが複雑。
そういう現実をリアルに描きつつ、弱いながらも一筋の光明が射さる様なストーリー展開にどっぷりと嵌る。

等身大の主人公を演じる高良健吾の確かな演技が見事。
教育現場で悪戦苦闘する若い教師が抱える苦労がリアルに伝わって来るのである。
一時は自分の無力さに絶望感を味わいながら背を向けた場所に、再び全速力で向かおうとする姿に心が熱くなって、彼が主演で本当に良かったと思った。

もう一人の主人公は、我が子に愛情を示す事が出来ないまま暴力に走る若い母親。
負の連鎖に雁字搦めになって苦悩する彼女を説得力充分に演じるのが尾野真千子。
彼女の娘を演じる子役の存在感も相俟って、観る者に強烈な印象を残した本作は、彼女の代表作と呼べるのではなかろうか。

『そこのみにて光輝く』への出演で高評価を得た池脇千鶴と高橋和也が本作では両名とも心優しきキーパーソンを務め、子役の加部亜門が個別支援学級の男子生徒という難役を見事に演じ切るなど、観る者の感情を揺り動かすのも見所。
正直テーマは重い作品ですが、呉美保監督が描くこの群像劇には温かさと爽やかさも見出せます。
ぜひ劇場で観ていただきたい良質な作品です。
di_atom

di_atomの感想・評価

4.2
監督というのは業の塊でその業に付き合える役者というのもまた覚悟を持って演じる訳で、きっちり噛み合った時に作品はなにかしら心に残すものを生み出してくれる。
兎に角子どもたちの演技を刮目。
NAKKI

NAKKIの感想・評価

3.4
題目が大きすぎて、いやでも今はみじかな話かな。俳優陣が題材の脇役になるってかんじかなーそしてまたしても北海道ののどかな空気感もリアルで。どの立場でみれるか、みるかにもよるから涙の意味をあまり他人に知られたくないかな。
2015/06/28
映画みた後はポスター見ただけで涙が出てくる。

たくさんのひとに見て欲しいな。

「捉え方によっては綺麗事かもしれないけど、これは祈りで、願いだから。」
子供の頃、親に理不尽な事で貶されたり蹴られたりして自分が駄目な子なんだと思っていた事を思い出して号泣してしまった。
そうなんだよなあ、子供にとって、親は世界であり法律でもあるのだ。親が右と言えば右だし、悪い子だと言えば悪い子になる。それが一般的に見て間違っていたとしても。
そしてその呪縛は、大人になってもつきまとう。生きている限り皆んな誰かの子供なのだから。

観る人によって評価が極端に二分化されるかもしれない映画。
幸せな家庭で生きた人には辛いだけなのかも。

自閉症役の子の演技力に舌を巻く。
Masumi

Masumiの感想・評価

4.2
鑑賞日:150628@テアトル新宿

●小4の担任で、問題児&問題親や、虐待を受けている児童のことに悩む新米教師(高良健吾)
●娘が言うこと聞かないとすぐに叩く母親(尾野真千子)と、いつも笑顔で滅多に怒らないママ友(池脇千鶴)
●優しい性格だが認知症になりかけている独り暮らしのおばぁちゃんと、自閉症の男児&母親


日々仕事だけしている独身社会人(わたし)には縁遠くなっているけど、子育て世代には身近な、これからもっと深くなるであろう問題。
ぜひ、日本の全ての大人達に見て欲しいと思う映画でした。
エンディングの音楽も個人的に好きです。サントラ欲しいな

もう一度、それぞれのエピソードをしっかり追いながら鑑賞しなおしてみたい、と思います。
3UP

3UPの感想・評価

4.0
文句なしに面白かった。
この人たちをどう導いていくのか。自分はまったく想像できなかっただけに、気づかされることがたくさんあった。大人になるにつれ、ものすごいシンプルな答えを自分は忘れてしまっていた。
呉美保監督のこれからの作品にも注目していきたい。
yukiekntm

yukiekntmの感想・評価

3.8
演出が過剰なかんじで、あまり好きではなかった。ただ、演技はみなさん素晴らしい。子供たちもすごい。そして、お話もすごい。原作読もうと思う。

子供のころ、母の顔色を伺っていたことを思い出した。そして、そのときの母の年齢になる今、あのときの母の心細さを想像し、胸がしめつけられた。
「先生、さようなら。みなさん、さようなら。」
忘れていた記憶と、身体感覚が蘇える。

観てよかった。