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ニンフォマニアック Vol.2のseckeyのレビュー・感想・評価

ニンフォマニアック Vol.2(2013年製作の映画)
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人間にとって一番大きな力はセクシャリティ。わかる、そう感じるときは大抵ネガティヴだけど。‬
‪昔バイトの先輩が”女の子とセックスしたいから仕事してる”って言ってて、そのときはなーに言ってるんすかーって笑ったけど、あれが初めて公の場で自分のセクシャリティを認める人をみた瞬間だった。後になんて魅力的な人なんだろう、と思った。‬
‪性的疎外者は十字架を背負って生きている、という表現が印象的だった。私もそう思ったことがある。‬
‪同時期に結婚した友達や同年代の人に、セックスレスを告白すると”でも求められてないし浮気されてないならいいじゃん”と言われた。薄々予想してたけど、がっかりというか寂しくさせたのは、それを全員が同じように言ったこと。要するに私のセクシャリティや女性の性というものを、無いものとしている。同じ経験があると言ってくれた彼女たちにはとてもシンプルな問題で、私にはとても複雑な問題。みんなが言うアドバイスを右から左へ、ダラダラ聞き流したあとに孤独を感じた。友達なのに、こんな話題を出してしまって、ウンザリさせたかな嫌われちゃうかな?とすぐに後悔した。”もうこの人には話せない。”
‪辛いことを辛いと言える人がいなくてとても寂しかった。‬
‪.‬
‪最後の一言は絶対に許してはいけない裏切り。ただのセリフなのにこんなにイライラしてる。‬
‪男と女は分かり合えないものなの?なんて10代によく聞いた言葉が脳裏によぎる。‬
‪ザワつくセンセーショナルな作品2つを観終えて、新しい価値観がひとつ色濃く出来て、やっと今年終われそう。
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