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ニンフォマニアック Vol.2のKotaのレビュー・感想・評価

ニンフォマニアック Vol.2(2013年製作の映画)
3.0
“私は自分が大好きなの。この淫らで汚い欲望さえも。”

絶対やめてほしい結末にまんまとされた、ラースフォントリア監督に完全に踊らされた(笑)。vol.2で初めて聞き手のおっさん(ステランスカルスガルド)が童貞であることが明かされる。性的興味がないからこそ、色情症の話も偏見無く聞くことができると彼は言い、ジョー(シャルロットゲンズブール)はそのまま朝まで彼女の半生を語り続ける。

これはvol.1から続けて一気見するべき作品。この監督映画はやっぱり結末で裏切られる(いい意味で)。一番欲望に飢えていたのは誰なのか。好きではないけど、面白いといえる。モザイクのシーンありまくりだけど、面白いと言える。恐るべしラースフォントリア鬱三部作。でも“メランコリア”のように二時間半くらいに纏めて一本にしてもいいような気はした。
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