あみ

ニンフォマニアック Vol.2のあみのレビュー・感想・評価

ニンフォマニアック Vol.2(2013年製作の映画)
5.0
vol.1,vol.2と続けてみたのでこっちでまとめての感想。
なんか悔しい、というか笑っちゃうんだけどこの2部作がめちゃめちゃ好きという事を認めなきゃいけない。
一見訳が分からない下品な内容のようで全然そうではない、不思議な映画。
悲しかったり面白かったり、感情が忙しかった〜。
全て理解した訳ではないけれど所々ハッとさせられる言葉があったな、と思う。
夕日に多くを求めすぎるっていう表現が好き。
あと、女性が性的に奔放というか、主導権を握ることが異質と見なされるのに対してバリバリに反抗していくジョーの姿勢はフェミニズムに関連させれそうな感じ。ジョーが男だったら?っていう見方したら面白い。

そしてこの映画を最高にしているのがキャスティングと全体的に落ち着いた色味の美しい映像。
わたしの好きな人しかいない…
ジェイミーベルをあの役にキャスティングするとかほんと何なんだよ…て感じで超笑った。好き。
ステイシーマーティンは妖精みたいだし、シャイアラブーフがエロすぎて泣いた。

好きすぎてベスト映画のランキングには入れられない!
さすがトリアー監督のセンス。
あみ

あみ