湯林檎

ニンフォマニアック Vol.2の湯林檎のレビュー・感想・評価

ニンフォマニアック Vol.2(2013年製作の映画)
3.5
内訳
映像、演出(独創性) ☆4.1
脚本、ストーリー構成 ☆2.5
演技         ☆3.5
エロ度(今回のみ)   ☆4.0

平均して☆3.525(四捨五入で☆3.5)

感想
vo.1観賞から時間が空いてしまったが特に問題はなかった。エロ度が上がった訳は3PとSMプレイが入ってくるからということで笑
全体通しての感想は性の欲望の極限を描いた作品としては上出来だと思う。まさに性の叙事詩と言っても過言じゃないありとあらゆる性的嗜好を知的な演出で彩ったラース・フォン・トリアーは凄い!笑

主人公のジョーは側から見るとありえない生き方をしているように思えるが見方によっては実は極自然な生き方をしているようにも見えた。なぜなら人間の3大欲求の1つが"性欲"だからだ。その他の欲求は様々な意見があるが大まかには"物欲"、"食欲"、そして"性欲"が3つの欲として挙げられることが多い。"物欲"が人一倍大きい場合、野望家や野心家となるし、"食欲"が大きい場合は大食い(行く果ては肥満)になる。この2つの欲求が大きい人は存在しても特に変人扱いはされないのに残りの"性欲"が大きい人は異常というのは違う気がする。要するに"性欲"が強いとジョーのようになるという意味で。かと言ってジョーのような人生は送りたくないし特に共感はしてないけどw

多くの人にお勧めできる作品ではないけど変な映画を観たい人が観れば大まか満足できる作品なのかなと思った。
湯林檎

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