ニンフォマニアック Vol.2の作品情報・感想・評価

「ニンフォマニアック Vol.2」に投稿された感想・評価

男なんてみんな⋯⋯
この監督ほんと流石っす、オチの素晴らしさが尋常じゃねぇ
周りからの理解を得られない、対称的だけど同じ孤独者同士で最後そうさせるか...ていう。観たあとのモヤモヤがすごく良き🙆🏻‍♀️
のりこ

のりこの感想・評価

3.0
ラース・フォン・トリアーが撮ったということが解釈の仕方を変える作品やと思う。
彼女が多くの男とどういう気持ちで関係を持ってきたかというところに一切意味がない。道具としてか、人間としてか。どんな向き合い方をしていようが関係なく、男にあの最後のセリフを吐かせるのがラース・フォン・トリアーやとわたしは思う。恐ろしく利己的で意思疎通のとれないのがリアルな人間やとわたしは思う。フィクションではなく現実の人間のよう。さすがです。
4時間にも及ぶセックスオンパレード映画。


ちなみに、『アンチクライスト』『メランコリア』そしてこの『ニンフォマニアック』の3作が「鬱三部作」の最終作として位置付けられているらしい。


セックスオンパレードとは言っても全然エロくない。むしろ粉を吹くほど渇いてヒリヒリするような感覚がある。


主人公の女性、ジョーの誕生から50歳までの性遍歴を回想する形で展開していくのだけど、これに関してはもう完全にコメディーです。


2歳くらいで「性の目覚め」をおぼえたジョーが、床を水浸しにしてそこにひたすら股間をこすりつけるシーンや登り棒に股間をこすりつけるシーン(子役にどんな演技指導をしたのか、親にはどんな説明をしたのかすごく気になる)、初体験の男がたった8回目(性器3回、肛門5回)で果ててしまうとか、その回想を聞いていたジョーを助けた老人ゼリグマンが、「フィボナッチ数だ!」と童貞インテリらしく声高に叫ぶ様や、とにかく随所に笑えるシーンがあって、なにも考えずに観るとそこそこ楽しめる。


ただ、ジョーが父親に非常に特別な感情をもっていたこと、母親とは対象的に険悪な関係だったこと、その父親が死んだ際ジョーは発情していたことなどの描写は、性に対して奔放に振る舞いつねに主体的に選択しているように見えても、結局は父性=男根主義的な価値観に回収されてしまうと思うのだけど。



ジョーの主体性は、父の存在の傘下に収まることで結局は男性に都合の良い選択を余儀なくされているようにしかみえない。


その点で、この映画は馬鹿馬鹿しく、笑えると思うのだけど。
ラストのセリグマンの行動はそれを物語ってるのでは?


「セクシャリティを放棄して生きるわ」と語るジョーの生涯はとどのつまり生理用ナプキンのごとく使い捨てにしか捉えられない。



3作品に主演(『メランコリア』では助演)したシャルロット・ゲンズブールは「ラースは女性に自分を重ねているのだ」とインタビューで語ったらしいが、もし自分自身を重ねている女性を描いた結果が、この3部作なのだとしたら、それこそほとんど「性的に倒錯している」と言われてもしょうがないんじゃない?
ポ

ポの感想・評価

5.0
vol.1,vol.2と続けてみたのでこっちでまとめての感想。
なんか悔しい、というか笑っちゃうんだけどこの2部作がめちゃめちゃ好きという事を認めなきゃいけない。
一見訳が分からない下品な内容のようで全然そうではない、不思議な映画。
悲しかったり面白かったり、感情が忙しかった〜。
全て理解した訳ではないけれど所々ハッとさせられる言葉があったな、と思う。
夕日に多くを求めすぎるっていう表現が好き。
あと、女性が性的に奔放というか、主導権を握ることが異質と見なされるのに対してバリバリに反抗していくジョーの姿勢はフェミニズムに関連させれそうな感じ。ジョーが男だったら?っていう見方面白い。

そしてこの映画を最高にしているのがキャスティングと美しい映像!
わたしの好きな人しかいない…
ジェイミーベルをあの役にキャスティングするとかほんと何なんだよ…て感じで超笑った。好き。

好きすぎてベスト映画のランキングには入れられない!
さすがトリアー監督のセンス。
mochix15

mochix15の感想・評価

3.3
この映画、前半は刺激的なめくるめくセックス至上主義ライフ、後編はこの人どうなっちゃうの、、っていうハラハラ感が高まって楽しかったです。

「セックス依存症ではなく、色情狂なの、そういう自分が大好きなの!」ここまで言い切ると気持ち良いし拍手したいけど、ここまで性的欲望が強いとやはり苦労しますね。三大欲求はバランス良く過ごしたいと思いました。

ラストはあれ?これは意外と丸く収まると思いきや、ラース先生のお好きな「人生お前の思いどうりになんてならないぜうへへへ」をやや雑に収めた感じ。んー
アもん

アもんの感想・評価

4.1
いやーー、オチが予想通りながら完璧だ。
さすがは監督ということで、最後までとことん救いがない映画。
いやー、もうね。エロさどうこうじゃないね。ちゃんと理解するためにも無修正版見なくては。
この倒錯した性。ニンフォマニアックを全ての人間が体現してた。あーっ怖い。スゴい。
さよ

さよの感想・評価

4.0

このレビューはネタバレを含みます

vol1と一緒に見たとしての4.0。最後の終わり方ほんと胸糞悪いかと思ったけどちゃんと殺しててすっきり!いいぞジョー!
mm

mmの感想・評価

4.2
観るのにパワーを要する…ダンサーインザダークの監督とは聞いてたがオチが完璧だな
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