ちろる

ウェディング・リンガー/ベストマン シャイな花婿と壮大なる悪夢の2週間のちろるのレビュー・感想・評価

3.6
地味で、仕事人間で、容姿にも自信がないダグは自分にはもったいないくらいのガールフレンドとの結婚が決まって幸せの絶頂だったのだが、唯一の悩みは結婚式に呼ぶベストマン(付添人)が誰もいないこと。
転校ばかりで親も早くになくして、がむしゃらに生きてきたツケが自分を苦しめる・・・・
悩んだ末に結婚式用の人材派遣会社でケビンという黒人の男をベストマンとして雇うことに決めるのだが、それはそれは新しい人生の始まり。
何から何まで取り繕い、ギリギリの口裏合わせと、ケビンが苦し紛れに雇った嘘の学生時代の仲間たちはとんでもないくせ者でw
もう、ありえない出来事の連続なんだけど、
友達なんていらないとずっと思っていた結婚式までにダグの気持ちはどんどん変化していく過程がとても自然で、ダグが真実の友情に辿り着いていく様子は見ているとどんどんハッピーな気分になる。
ケヴィン・ハート演じるケビンのトークが毎回お見事で、もっとたくさん彼の軽快なオンステージ観たかったなー。
バカバカしいコミカルシーンの中にも、しっかりと説得力のあるシーンを入れ込んで、スカッとするラストに元気をもらえました!
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