松原慶太

パシフィック・リム アップライジングの松原慶太のレビュー・感想・評価

3.4
駄作と聞いており、オープニングでジョン・ボイエガの説明ナレーションがえんえんと続いたときはイヤな予感がしたが、中盤以降けっこう楽しめた。
ただ、前作ほどの盛り上がりとか密度感はない。たぶん登場人物が多すぎることと、脚本を捻り過ぎなのかもしれない。

巨悪に見えた中国大企業が、終盤では頼れる仲間になるストーリーは面白い。昨今の映画資本事情がうかがえるようだ。そのおかげか、チョイ役と思っていたジン・ティエンが重要な役回りで活躍していたのは思わぬ収穫。

EDクレジットはウルトラシリーズへのオマージュ。
松原慶太

松原慶太