劇場で見た以来の鑑賞。私もあの頃より社会人歴が長くなって、女性が働く事の大変さとか、家庭との両立とか、見聞ききしたり一部自分事になってたりしてて、当日見た時より断然刺さった。
女一代で築き上げた通販アパレルショップ。会社の急成長に対してマネジメントが機能しておらず社内はいつも慌ただしい。彼女はCEOを雇う決心をするが。
ジュールズは社員を信じないとかじゃなくって、とにかく自分でやりたい。自分で生み育てた子供同然だもんね。でも、周りからはCEOを雇えと言われる。その時の彼女の悲しそうな姿は忘れられん。
私の会社なのに何が悪いのか、誰かに乗っ取られる、彼女がそう思うのは世間で女の経営者が甘く見られてるんだよね。ザッカー・バーグは10代で会社経営やってたのにってセリフにもあるように。
アン・ハサウェイが最強に可愛く、衣装もオシャレで勝気な役もとっても良い良いづくしですが、ロバート・デ・ニーロのベテラン感は生き様そのものでホント最高だった。
クラシックは永久不滅。彼のためのセリフだなと思いながら見てた。ITリテラシーが低くても、ヒューマンリテラシーが高ければ自ずと周りに人が集まるし仕事も集まる。
今の働き方は結構殺伐とした感じなので、人と働くって事にちゃんと立ち返って仕事しないとなと思った。
あと、このストーリーが良いのはCEO雇って女の幸せと会社の幸せ両立しました🤗じゃ無いところです！もしそんなストーリーだったらスコア０点。そしてあの夫は０点。
あ、作中に雨に唄えば流れてましたね。
