公開後に見にいって、レンタルを一回して、年末に実家で家族と鑑賞しました。
デニーロ扮する、シニアインターンのベンと、ベンが雇われたファッションECサイトを運営する会社の社長、ジュールズ(アンハサウェイ)との交流が心温まる、お仕事映画です。
まず、アンハサウェイが文句なしに可愛い！ファッション系のお仕事なので、着ている服がまぁ、素敵なこと。
プラダを着た悪魔ほど、新鮮さとフレッシュさはないものの、働くOLの理想のような格好。コンサバ寄りで、プラダ〜より参考になります。
社長ということで、もちろん、キャリア優先でありながら、仕事と家庭の両立で悩む姿は、いかにも現代女性そのものだし、外部からのプレッシャー、母親との確執など、充実してそうで、悩みはいっぱいの姿に、共感できました。
そんな時に現れた20歳の年上のベンですが、このベンが素晴らしい！
引退したとはいえ、何十年も一生懸命、仕事をしてきた経験と、たぶん部下にも慕われてきたであろう人柄が滲み出ています。
ラフな格好であふれるベンチャー会社の中で、ビシっと決めたスーツに、年代物の鞄。手入れされた仕事道具。
若手ばかりの環境の中で、もしかしたら、最初は、彼は化石のように思われたかもしれません。
でも、彼には積み上げてきた仕事のルールと信条があり、それを惜しみもなく周りに分け与え、新しいものも取り入れていきます。
気遣いもできるし、こんな人会社にほしいよ！と会社勤めの人は羨ましく感じた人も多いのではないでしょうか。
最初は頑なだった、ジュールズが徐々に頼るようになり、会社になくてはならなくなる存在になっていく様は、見ていて、感動します。
仕事してる人にとっては、とても勉強になる映画だと思います。
わたしも、やる気なくなったり、仕事が雑になると、この映画が見たくなります(*´◒`*)
明日も頑張って丁寧に仕事しよ！と背中をおしてくれる、応援映画なので、疲れた人もぜひ♡
