良い映画と言うのは特に語らずとも、観終わった後に「いい映画だったなぁ」と先に来て、解説を読まずとも映画を映画の中で終わらせてくれる映画だ。
と、私の友人が言っていた。
私はと言うと難しい映画は解説を読み、調べる。何も知らないでつべこべ語るのは個人的に嫌いだから。
でも友人に言わせてみれば「調べなきゃ分からない良さなんて要らない」なんて言うのだ。
だから多分、私の友人はこの映画が好きなんだと思う。
この映画からはハッピターンの味がした。
よく出来た話すぎて、捻くれ者の私は「こんなん現実で起きるわけないよ!」って言いかけて止めて、ハッピーターンの味と一緒に飲み込んだ。
『クラシックは不滅だからね』
『ハンカチは女性の涙を拭くためにある』
ベンの古き良き考えは現代でも生きる。
アン・ハサウェイは美しすぎ。
ロバート・デ・ニーロの演技大好きになった。
ご馳走様でした。