週刊少年ジャンプで連載されていた同名漫画の実写化作品。
突然月の70%が爆発される。
有名私立学校椚ヶ丘中学校の落ちこぼれクラス、通称エンドの「E組」の元に月破壊の犯人でタコ型超生物が現れ、担任となった。
クラスの任務は超生物の暗殺、成功報酬は100億円。はたして彼らの暗殺任務は成功するのか…
原作ファンでマンガ・アニメ共に観ている。
原作が連載終了しアニメも盛り上がり、卒業編も公開なので急に観たくなりTSUTAYAへダッシュ。
マンガ、アニメ原作は失敗すると言われる所以は「原作のイメージと違う」というファンだからこそしてしまう「比較」が原因だと思う。
ただ2次元と3次元は、まさに違う次元の話で、私は実写化はリメイクや独自解釈の別ストーリーと考え作品の世界観を補完するサブストーリーと認識している。
その前提で話をすると
今作は独自解釈ストーリーというよりか原作に限りなく寄っており、前述の比較対象になってしまう。同じ土俵に上がった時点で次元が違うので勝負にならない。
またストーリーを網羅しようと色んな話をブツ切りで繋げており、他の方が言ってる様には総集編の様な仕上がり。原作を読んでいないと理解出来ない様なストーリー展開である。
そして
暗殺教室の良さはタイトルの物騒さと裏腹にコメディ中心のストーリー。もはやギャグ漫画と言えるとこである。
本作は細かなネタ要素を排し、コメディ要素が少ない。
何とも日本のCGがソコソコ凄いぞと見せる為の映画だった。
卒業編は意地でも観ない方針で。