字幕 吹き替え 鑑賞済み
ストーリーがものすごく凝っているとは言わないが、テンポがよくとてもみやすかった。
こういう話しが好きなのもあるけど、CGやアクションも手を抜かれてなくてよかった。
15世紀頃のある日ヴラドが兵士たちが一体だれに殺られたのか調べているときから始まる…。
何より個人的には、皮肉の込められ方や悲劇の部分が重すぎずしゃれてた。特にクライマックスの戦闘シーンでは悪に身を捧げた結果残ったものや変わったものを、ラストではヴラドの「永遠のゲーム」を表しててすごく好き。
ルーク・エヴァンスの演技が素敵。
妻子はもちろん民衆への愛がよく伝わってきた…。偏見とかではないが、女性への愛情表現などってルーク的に大変なのかなと思ってたのだが全く問題なかった…。よかった…。
吹き替えではヴラド公を東地宏樹さん、ミレナを弓場沙織さん、メフメト二世を伊藤健太郎さん、そして最初のヴァンパイアを堀勝之祐さんが担当している。ルークエヴァンスにあっているかは怪しいが、東地さんの渋いかっこよさは君主としてものすごくあっている。伊藤健太郎さんが担当することにより敵キャラが独特になっていた。少し気になるのがヴァンパイアである堀勝之祐さんがどちらかというと微妙だった気がした。