片腕ファルコン

子連れ殺人拳の片腕ファルコンのレビュー・感想・評価

子連れ殺人拳(1976年製作の映画)
2.8
現在、ラピュタ阿佐ヶ谷で公開中の山口和彦特集にて。

子連れ狼の現代版(つっても76年制作)かと思わせておいて、主人公の千葉真一は一匹狼であった。空手の達人。男前。

ライバル役の夏八木勲が子連れなのである。剣術の達人。相当に男前。

千葉真一が流れ着いた土地は組が東西に仲間割れし抗争中。用心棒として千葉真一と夏八木勲が別々のチームに付いたのだった!!

やがて決闘し千葉真一が子供を引き受けるって流れ。と言ってもこのくだりはだいぶ終盤ですが。

千葉真一がちょいちょい子供をかばいながら戦うのですが、肝心の千葉さんの子供の扱いも だいぶ雑でぶんぶん振り回したり投げ捨てたりして、マジでチビっこ怪我してないか心配になる。。

まぁこの頃の怖いものナシの東映エンタメ映画。イマイチ爆発力には欠けますが安定感はありますよ!!

この梅宮辰夫はチョイ役ながら相当な存在感で恐ろしかったです。


山口和彦特集は…『ネオンくらげ 新宿花電車』『色情トルコ日記』『世界最強の格闘技 殺人空手』も見る予定です!!