『にゅーよーくのぱりお』というおバカそうなタイトルに惹かれて観たら三部作の最後の話だったらしく、しかも、『にゅーよーくのぱりお』じゃなくて、『ニューヨークのパリジャン』と読むらしいが、『ニューヨークの巴里夫』は“にゅーよーくのぱりお”でしょー。その方が字面にも話にもロマンデュリスにも合ってると思う。どちらにしても、原題の『益智遊戯(中国パズル)』とは全然違うけど。前二作を履修してからこちらを観た方がよかったのは間違いなく、早まった…。
ロマンデュリスの走りのフォーム、上下動がほとんどなくて感心した。いささか貧相な体格だと思っていたが、長距離走者的な体格なのかもしれない。ロマンデュリス出演作品はこれで三作目、どうしてフランスで人気があるのかだんだんわかってきた気がする。