りっく

エクソダス:神と王のりっくのレビュー・感想・評価

エクソダス:神と王(2014年製作の映画)
3.0
中盤の「神の御業」と言われる天災場面が大スクリーンの3D映像で見れた時点で満足。大量のワニが登場し海を血で染め、泥を掻き回したために死んだ魚が大量に打ち上げられ、カエルだけは陸上に逃げ場を求め「マグノリア」もビックリするほど大量に発生し、水不足のためにそのカエルも大量に死んだがゆえにウジ虫やハエも大量に発生し、そのため人間も疫病にかかり皮膚がただれ、さらにはイナゴの大群が飛来し作物をダメにしたため、王室の貯蔵庫に殺到。だが、穀物を盗んだ民を取り囲み兵士が射殺。と圧倒的なスペクタクル!

宿敵同士になってしまった兄弟を軸にした「信仰」にまつわる物語自体は冗長だが、こういった圧倒的なビジュアルできちんと観客の要望に応えてくれるリドリー・スコット。やはり彼の作品は見る価値がある。
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