ししまる

エクソダス:神と王のししまるのレビュー・感想・評価

エクソダス:神と王(2014年製作の映画)
3.2
リドリー・スコット監督による2014年の叙事詩的アドベンチャー。紀元前1300年の古代エジプト。王子ラムセス(ジョエル・エドガートン)と兄弟同然に育てられた養子モーゼ(クリスチャン・ベール)は、奴隷であるヘブライ人のヌン(ベン・キングスレー)から、モーゼ自身もヘブライ人と知らされる。王に即位したラムセスはその噂を知り、彼を国外追放。モーゼはたどり着いた地で、ヘブライの民を救えという啓示を受け、ラムセスに奴隷解放を求めるが拒否され、エジプト国に10の災いが降りかかる。ラムセスの母トゥーヤ役にシガニー・ウィーヴァー。
旧約聖書の出エジプト記(英語名はエクソダス)が原作。チャールトン・ヘストン主演の「十戒」(1956)のリメイク的な作品で、リドリー史上最高の製作費1億4000万ドルを投じた。壮大な映像でラストも圧巻。
ただ2時間半もあるのに、モーゼの結婚など唐突なところもある。ストーリーは意外と複雑ではないが、日本人にはすんなりと理解できないし、聖書の知識があればもっと楽しめそう。ちなみに十戒、天童よしみみたいに海は割れないけど、すごい波がくる。
ししまる

ししまる