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エクソダス:神と王のkarmapoliceのレビュー・感想・評価

エクソダス:神と王(2014年製作の映画)
2.9
リドリー・スコットが監督史上最高額の製作費をかけて撮影した作品。モーゼとラムセスを中心とした人間ドラマが弱く感じる。モーゼの前に現われる神がなぜか”一人の少年”というのも腑に落ちない。

豪華なスペクタクル映像で描いた10の戒めはどのシーンも映像として圧巻であるもののただ順序よく並んだような構成で退屈さも感じる。観る前の期待が大きいだけに作品としてはやや失敗している印象だろうか。

ただやはりこの映画でしか観る事が出来ない迫力の映像シーンが多いので好みに関わらず一度観る価値は充分にあったと思う。
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