目が覚めると見知らぬ部屋に見知らぬ男。驚きを隠せずにいると目覚めた彼がこう言う
｢おはよう、僕は君の夫だ。そして君は記憶障害なんだ…｣
『ムーランルージュ』『アイズワイドシャット』等
!!ニコールキッドマン!!
主演のサスペンス映画。
原作｢わたしが眠りにつく前に｣を映画化
人間の記憶を題材にした作品は好きなので鑑賞。
〜もしも『50回目のファーストキス』の相手役がアダムサンドラーみたいに陽気なバカじゃなかったら〜
て感じの映画。
記憶をテーマにした映画はどれも興味深くて楽しめるが、今作は小粒に終わってしまった印象。
見知らぬ部屋に見知らぬ男、1日しか記憶が持たない自分、そんな設定は少しいじれば『メメント』レベルの傑作が出来てもおかしくない。
実際今作も途中まではそれなりに楽しめるのだが、いかんせん登場人物が少ない。
・夫を名乗る男。
・主治医を名乗る男。
・友人を名乗る女。
の3人しか出てこない！！
物語の選択肢！！すくねぇ！！
起きそうな展開もキャラの少なさから容易に予想が付いてしまうのだ……。
惜しいよ…悪くないのに…。
主演のニコールキッドマンは良き。
もう50近くだけどまだまだイケる。いや、イかせてくださいって感じ。
この人はいつまで美しいのか…。
夫役にコリンファース。
相変わらず紳士役が似合います。
紳士です。
主治医役はマーク・ストロング。
ダンディなお医者さんです。
あれ？2人とも『キングスマン』に出てなかったっけ……つまり、2人ともスパイ？（笑）
まぁ内容はそれなりだけども、設定と役者の演技は良いので一見の価値はあるでしょう。
記憶がテーマの映画好き、紳士なコリンファースとダンディなマーク・ストロングを観たい方、そして50近いニコールキッドマンに発情したい方にはオススメの作品。
